＊14＊ ページ26
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僕が描いたヌナの顔
それは……僕が初めてときめいた笑顔
「はい。どうぞ。」
小さな色紙を渡すと
「ありがとうございます…………」
そう言って受けとると必死で涙を拭う
ヌナの背中がすごく切なくて
「エレベーターまでお見送りしますよ。」
と声をかけて、僕たちは扉の前で並びながらエレベーターが来るのを待った
シーンとした沈黙
チーン
ようやくついたエレベーター
自動運転のエレベーターに乗り込むヌナに、吸い寄せられるように僕も乗り込んだ。
�，離椒織鵑魏，好魅覆了悗瓦函�後ろから抱きしめるとビクンと体が硬直して息を潜めるヌナ
僕より小さいヌナだから、僕の声はちょうどヌナの耳元に当たり擽ったいのかギュっと目を閉じる
「ねぇ、ヌナ……？
僕のこと。どう思ってるの？」
「………………」
僕の問いかけに黙ったまま。
「ヌーナっ？」
僕は、そのまま体を離しヌナの肩に手を置き、壁に押し付けた
ちゃんと僕の目を見て？
息がかかるくらい、顔を近づけると頬が赤くなり、両目から涙が溢れそうなヌナ
「誰か乗ってくるよ？早く！じゃないと、見られるよ(笑)？」
逃げ場がなくなったヌナは、ようやく口を開いて
「私、リョウクくんのこと……好き……」
小さな小さな声。
恥ずかしいのか下を向いたまま。
パンプスにポタっと涙が溢れた。
「ヌナ…こっち、向いて？」
頬に手を添えて視線を合わせる
「僕の気持ちは、あの絵のタイトル通りだよ」
ゆらゆら揺れる視線を捕らえ
「僕は、最初に会ったときからヌナに惹かれていたよ……
スランプ気味で絵を描く自信を失っていた僕が無心にヌナの絵を描きたくて、あの絵を描いたんだ。
初めて描く楽しさを実感して、それと同時にこれが恋なんだって。
好きな人ができると、自分の周りが色づくってホントなんだね。気づけばヌナばかり描いてた
もん(笑)」
「あのスケッチブック……拾ったときに見ちゃったの。ビックリしちゃった……だけど、嬉しかった…」
嬉しい……？
「じゃあ一回しか言わないからね？
僕もヌナが好き……」
ヌナの目には、また新しい涙が溢れていて
「泣き虫……(笑)」
親指で拭うと、僕はそっと頬に唇を当てた
それだけでお互いにドキドキしているのがわかる。
「ヌナ、目閉じて？」
僕はヌナの唇にそっと自分の唇を重ねた
ヌナが居場所のない自分の手を、僕の腰に回してきた
甘いキス。
密室だから、余計にドキドキしてしまう
もう少し、このままいさせて
ヌナ、大好きだよ。
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向日葵(プロフ) - manmaruuさん» コメントありがとうございます(*^_^*)完結した作品を読んでコメントをもらえるとすごく嬉しいです♪リョウクの魅力が伝わりましたか？またよければ他の作品も読んで下さいね( *´艸｀) (2019年11月3日 5時) (
レス) id: fc49dfefaf (このIDを非表示/違反報告)
manmaruu(プロフ) - こんにちは！こちらのリョウクくんにも蕩けさせられました(//∇//)とっても面白かったです(^^)！ありがとうございました！！ (2019年11月2日 10時) (レス) id: 786210485f (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさん、大満足だなんて…嬉しい！いつか、まゆまゆさんがもっとお腹いっぱいになるようなりょくちゃんを書きたいなー(笑)いつもコメントありがとうございます！ (2016年2月13日 21時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - 最後は大好物のナムジャリョウクで大満足です。ありがとうございました。 (2016年2月13日 10時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - みうさん» ドキドキしてもらえて嬉しいです！一番幸せな言葉です。次の話も着々と進んでいます。よかったら、またお付き合い下さいね！ (2015年12月3日 21時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2015年10月4日 11時
