＊９＊ ページ9
・
お母さんが厨房に入ってから
私は、二階に上がり二人を起こしに行った
トントントン…………
ノックしても返事がない
もう一度ノックしてみる
やっぱり、返事がない
そっとドアを開けると、
同じ布団にくるまって寝ている二人………
なんで？
もしかして私が布団を借りたから………？
スヤスヤ眠る姿が、子どもみたいで
思わず「可愛い」って口にしてしまった。
「先生？おはようございます！
朝ですよ。起きて下さい」
二人の肩をトントン叩く
それでも起きないから、もう少し強い力で揺すると
うーんっと手を伸ばしたドンへ先生に捕まり引き寄せられる
DH「ヒョク………」
寝言？
でも、この体勢………
私、引き寄せられてドンへ先生に覆い被さってるんだけど………
そのまま体を横にずらされ、
ドンへ先生とヒョクチェ先生の間に収まる
川の字状態＿＿＿＿
寝返りをうって目を覚ましたヒョクチェ先生。
目を擦りながら、
最初に視界に入ったのは身動きできない私…………
EH「うわっっっ！！！」
ヒョクチェ先生の大声に
下からお母さんが驚いて走ってきた
「ヒョクくん、どうしたの？」
お母さんの視線の先には、
熟睡しているドンへ先生に抱きつかれ身動きがとれない私…………
「あらっ、困った子ね………」
ヒョクチェ先生は、
EH「おいっ、ドンへ！起きろ！起きろってばっ！」
必死で起こすと
DH「ん〜〜〜〜」
ようやく眠たそうに目を開ける
DH「ヒョク？」
EH「バカっ！よく見てみろ！」
目を擦りながら、
抱きしめているのがヒョクチェ先生じゃなくて私だと気付いて
DH「うわっっっっ！」
ヒョクチェ先生と同じ反応(笑)
「ごめんなさいっ！！」
ひたすら謝る二人に、つい吹き出すと
DH「A先生、笑ってる方が可愛い！」
ドンへ先生のまさかの発言に、
ヒョクチェ先生もお母さんも
「また………朝から………ホントに」
大きな溜め息を一つ
でも、急に二人と近づいた気がして少しだけ嬉しく感じたのは内緒……………
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちご2004(プロフ) - はじめまして。ドンヘ先生が可愛くて可愛くてニヤニヤしながら読ませていただきました♪ (2020年5月11日 23時) (
レス) id: 7799aa905c (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、こちらにもコメントありがとうございます(*^▽^*)ウネが帰ってくるまであと少しですね！ (2017年6月18日 14時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 懐かしい、もう少しでウネ帰ってきますね(*^o^*) (2017年6月18日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2015年3月22日 17時
