サプライズ…… ページ35
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久しぶりのハナの家
「ごっめーん、散らかってるけど入って〜」
ハナが部屋に入り窓を開けたりしていると
自然にジュンギくんも同じようにキッチンで
お茶の用意をしてくれて
なんだか息がピッタリだなぁ。なんて
二人の姿をじっと見ていると
KH「A……」
後ろから、すごく低い声で呼ばれて振り返ると、相変わらず眠たそうな顔で
KH「連絡はしたの？リョウギに」
キュヒョンくんの口から久しぶりに聞く
“リョウクくん”の名前
「うん。メールだけはしてあるよ。」
それ以上は、何も言わないし何も聞いてこない
きっと、リョウクくんのことは何でも知ってるキュヒョンくんだからこそ言えないこともあるんだと思う
KH「で、どうなったの？」
さらっと核心に触れるような質問に
一瞬、息を飲んでから
「どうもなってない(笑)
ただ、好きでいることの許可をもらっただけ。」
KH「何それ？(笑)」
「好きでいたいなら、ご自由に。ってことかな？」
はぁ………バカ？
キュヒョンくんの大きな溜め息の後の『バカ』はどこか優しかった
「おー、いい匂い！」
キッチンに向かう背中を見ながら
こんなときでも優しくしてくれるキュヒョンくんに、胸の奥が締めつけられそうだった
「できたよ〜！」
テーブルの上には、焼きたてのピザが並んでいて
昼間だけど…って言いながらワインも準備されていた
ジュンギくんが
「Aヌナは飲めますか？」
ってさりげなく聞いてくれた
ホント優しいなー。
世間の男性の基準がわからないから、
優しくされるだけでドキドキしてしまう
KH「ジュンギ、ハナと一緒のやつにしてやって
A、酒癖悪いからタイヘンなんだ」
「ひどいっ！そんなこと言わなくてもいいじゃない！
ハナ？どうしたの？
いつもワイン大好きなのに」
私の一言に笑って誤魔化したハナ
「まぁ、とりあえず乾杯な」
それからピザを食べながら日本での思い出話に盛り上がった
KH「なぁ、今日は、何か俺たちに話すことがあるんだろ？」
急にキュヒョンくんの声のトーンが変わったから、二人が戸惑っているのが私にもわかった
KH「ジュンギ、お前が話せよ」
「ヒョン、ヌナ………………
実は僕たち………結婚します！」
えっ…！？
驚いてハナを見ると、何か言いたそう
「もう一つ……実は、赤ちゃん、がいるの。」
やだ、どうしよう
ハナがママになるの？
自分のことみたいに嬉しい
私はギュっとハナを抱きしめた
結婚か
私には無縁だな＿＿＿
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向日葵(プロフ) - りんさん» こちらにもコメントありがとうございます(*^▽^*)私にとっても初めてKRYの3人を書いたお話で大切な作品です♪これからも楽しんでもらえますように☆ (2017年11月7日 19時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんこの物語を読んでいて、泣けた歌、誰より好きなのにでした。(〃ω〃)ありがとうございます。 (2017年11月6日 23時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» ありがとうございます(*≧∀≦*)2人にとっては最高のヒョンですよね☆ (2017年11月5日 19時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 兄さん最高のヒョンだわ(〃ω〃) (2017年11月4日 22時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - まゆまゆさん» ヒロインの気持ちが揺れていますよね(>_<)人を好きになることの難しさを感じながら、自分の気持ちを伝えるために必死です。ワルいリョウク→喜んでもらえて嬉しいです(*≧∀≦*) (2017年10月30日 18時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2015年2月11日 12時
