君のためにできること……＊KH＊ ページ33
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Aと食事をしてから一人で飲みに行って
ホテルに戻った
明日はコンサートだから
お酒を少し控えて早めに休もうと
エレベーターに乗り込む
12階を知らせる合図と共に開くドア
人影が見えて顔を上げると
A……………？
KH「なんで………」
そんなこと聞かなくてもわかる
この階にいたのは、リョウギに会いに来たんだろ？
だから、事情聴取なんて言って部屋に連れてきた
さっきまでいた部屋の二つ隣の俺の部屋
リョウギに気持ちを伝えたって
アイツには本命がいる
浮気相手にも不自由していない
傷つくのが目に見える
それでもいいって……よほど好きなんだろうな
『本命はご飯、浮気相手はスイーツ』
何の話かと思えば、
毎日食べるご飯は味気ないけど無いと困る必要なもので離れたら恋しくなるもの。
スイーツは見る人食べる人を惹き付けるために、味も見た目もこだわる。
だけど、毎日同じものは食べれないし飽きてくる。
そんな例え話をしてきたA
だから「Aはスイーツ？」
って聞いた
「ううん、違う…」
、、、、、じゃあ、何なの？
「私は、材料の一つかな？
今か今かと待ってて、期限切れになるのが怖いのに、ひたすら待つだけ…」
わけわかんない。
何それ？
だけど、Aの顔は悲しそうに笑ってた
「でもね、気持ちを伝えただけで十分
あんなに泣いてツラかった日々も無駄じゃなかったから」
KH「今はリョウギしか見えないだろうけど、アイツとは未来がないよ。それでもいいの？」
少し意地悪な言い方をしたけど事実だから。
「未来はいらない。今の瞬間だけでいい。」
そう言い放ったAの表情は清々しかった
強くなったのか、涙を溢さなくなった
「さっきね、イェソンさんの前でたくさん泣いたから大丈夫。」
なんで、ヒョンなの？
今までは、俺の役目だったのに…
KH「よかったな、頑張れよ」
多分……………
俺の表情は強張ってるだろうな。
Aが遠い存在になりそうで
悔しいけどリョウギには勝てないから
「キュヒョンくん…ありがとね。
私、いっぱい甘えてしまってごめんね。
だけど、キュヒョンくんが側にいてくれて本当に感謝してる。ありがとう……」
KH「これってフラれたの？(笑)」
俺の言葉に強く首を横に振って
「フラれたなんて言わないで！！
私…キュヒョンくんにありがとうが言いたくて」
不器用な表現しかできないA
感謝されても困る
どうせ、また傷ついて泣くだろ？
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向日葵(プロフ) - りんさん» こちらにもコメントありがとうございます(*^▽^*)私にとっても初めてKRYの3人を書いたお話で大切な作品です♪これからも楽しんでもらえますように☆ (2017年11月7日 19時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんこの物語を読んでいて、泣けた歌、誰より好きなのにでした。(〃ω〃)ありがとうございます。 (2017年11月6日 23時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» ありがとうございます(*≧∀≦*)2人にとっては最高のヒョンですよね☆ (2017年11月5日 19時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 兄さん最高のヒョンだわ(〃ω〃) (2017年11月4日 22時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - まゆまゆさん» ヒロインの気持ちが揺れていますよね(>_<)人を好きになることの難しさを感じながら、自分の気持ちを伝えるために必死です。ワルいリョウク→喜んでもらえて嬉しいです(*≧∀≦*) (2017年10月30日 18時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2015年2月11日 12時
