素直になりたい…… ページ30
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不思議な空気を醸し出すイェソンさん
隣で黙って泣かせてくれる
まるで、気づかないように……
ふぅ…………
大きな溜め息を一つ
YS「泣きたいときは泣けばいい
いつか、涙は止まるから
だから、俺は泣くな。大丈夫？なんて聞かない
Aにしか、わからないだろ？」
数時間前に会ったばかりなのに、
私のことを昔から知ってるみたい
YS「コンサート、 観に来いよ」
グラスに残ったアルコールを一気に飲み干し、
『送るよ』って………………
「大丈夫です。一人で帰れますから。
今日はありがとうございました
明日、楽しみにしていますね。」
私は、送ると言ってきかないイェソンさんに、挨拶だけしてカバンから携帯を取り出す
さっき、
どっちに揺らいでんの？
って聞かれて
まず、どっちの顔を思い浮かべた？
それが、素直な気持ちだろ？
ってイェソンさんに言われたけど
最初に思い浮かんだのは…………
リョウクくん。
だから、
今、
勇気をだして電話をかけてみる
何回目かのコール音が響いたあと
RW「もしもし？」
「あっ、さっきはありがとう…」
繋がった…………
頭の中がパニックになってる
RW「あれ？ヒョンと一緒じゃないの？」
ヒョンって……イェソンさんのこと？
「さっき、別れたよ。
あれ、今、ホテルじゃないの？」
RW「あー(笑)そうなんだ
で、どしたの？何かあった？」
「………………………」
RW「A？」
一度、深呼吸してから
「あのね、向こうに帰る前に会いたいんだけど
会える……？」
その後の沈黙が怖くてソワソワしてしまう
RW「ん。いいよ。今から来る？ホテルと部屋番号教えるし」
そう言って私に教えてくれ、
RW「僕も今からホテルに戻るから30分後に来て」
プチッと切れた電話
私は腕時計を見ながら
とりあえずホテルに向かう
ホテルに着いたのは約束の10分前。
化粧室でメイクを直して
鏡を見ながら高鳴る心臓の音を落ち着かせる
エレベーターに乗り、12階を押す
ドアが開いて……
部屋まで見つからないように、ひっそりとした廊下を歩く
ピンポーン
チャイムを鳴らすと
ガチャ……
ドアの隙間から見えたリョウクくんの顔
半分だけ開いて招き入れてくれる
二人きりになるのは……いつが最後だった？
リョウクくんの誕生日……？
緊張するけど
やっぱり二人きりになると嬉しい
リョウクくんの横顔を見ながら、そんなことを考えていた……
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向日葵(プロフ) - りんさん» こちらにもコメントありがとうございます(*^▽^*)私にとっても初めてKRYの3人を書いたお話で大切な作品です♪これからも楽しんでもらえますように☆ (2017年11月7日 19時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんこの物語を読んでいて、泣けた歌、誰より好きなのにでした。(〃ω〃)ありがとうございます。 (2017年11月6日 23時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» ありがとうございます(*≧∀≦*)2人にとっては最高のヒョンですよね☆ (2017年11月5日 19時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 兄さん最高のヒョンだわ(〃ω〃) (2017年11月4日 22時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - まゆまゆさん» ヒロインの気持ちが揺れていますよね(>_<)人を好きになることの難しさを感じながら、自分の気持ちを伝えるために必死です。ワルいリョウク→喜んでもらえて嬉しいです(*≧∀≦*) (2017年10月30日 18時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2015年2月11日 12時
