すれ違う思い…… ページ18
＊ハナside＊
『現在使われておりません』
一方的に流れる機械のアナウンスに
「ウソっ、どうしよう？
ねぇ、キュヒョン！どうしたらいい？」
私はキュヒョンに助けを求めた
KH「何で慌ててんの？」
私は、事情を話した…
キュヒョンが電話をかけると
KH「あいつ、何やってんだ！？」
どうしよう……
KH「Aの家、行ってみるか？」
キュヒョンの車でAの家に向かう
イヤな想像しかできなくて
手のひらをギュっと握ると
KH「落ち着けよ、ハナ。
何か理由があったんだろ？」
私の手をポンと叩き、ハンドルを握り直す
いつもの見慣れた交差点を左折して路地に入ると、見えてくるはずの白いアパート
えっ……………………………………
ウソでしょ
Aの住んでいるアパートは解体工事が始まっていた
KH「冗談キツっ…」
キュヒョンが一言呟いて
携帯を取り出すと誰かに電話をかけ始めた
KH「もしもし？ヌナ？キュヒョンだけど…
前に頼んだAって子から連絡きた？
そう…わかった。ありがとう……
もし、連絡が来たらすぐに教えて？
じゃあ、また……」
私の顔を見て首を横に振る……
「私のせい…？」
そうとしか思えない……
KH「Aがハナをそんな風に思うか？
あいつなりに考えがあるんだろ。
だけど、正直心配だな……
バカで真面目で融通がきかないから、一人で抱え込んでなければいいけど」
「A…」
体の力が抜けそうになる私を支え
KH「危なっ！
ハナ、しっかりしろっ！」
ごめん…私、どうしていいかわかんない
＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊‐＊
どれだけ泣いたのかもわからない
熱いシャワーを浴びてから
冷蔵庫に何も入ってないことに気づいてコンビニに向かう
外は夕方…
マンションまでの道のり
息切れがする…
ろくに食事をしないから、体力もなくなってる
その場にしゃがみこんだ私に
「大丈夫ですか？」
親切に声をかけてくれた人は
黒髪の似合う日本人だった
「すみません、ありがとうございます…」
立ち上がろうとすると、急に立ちくらみがしてしっかり立てない
「家、どこ？送りますよ」
私は、親切にしてくれた女性の車で送ってもらった
「あの、よかったらお茶でも…」
私が声をかけると
「じゃあ、少しだけ」
一人が寂しくて、名前も知らない人を家に招いた
でも
後で、その女性がキュヒョンくんの言っていたヌナだとわかった………
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向日葵(プロフ) - りんさん» こちらにもコメントありがとうございます(*^▽^*)私にとっても初めてKRYの3人を書いたお話で大切な作品です♪これからも楽しんでもらえますように☆ (2017年11月7日 19時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんこの物語を読んでいて、泣けた歌、誰より好きなのにでした。(〃ω〃)ありがとうございます。 (2017年11月6日 23時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» ありがとうございます(*≧∀≦*)2人にとっては最高のヒョンですよね☆ (2017年11月5日 19時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 兄さん最高のヒョンだわ(〃ω〃) (2017年11月4日 22時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - まゆまゆさん» ヒロインの気持ちが揺れていますよね(>_<)人を好きになることの難しさを感じながら、自分の気持ちを伝えるために必死です。ワルいリョウク→喜んでもらえて嬉しいです(*≧∀≦*) (2017年10月30日 18時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2015年2月11日 12時
