目の前の彼と、頭の中にいる彼…… ページ12
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じっと見つめる私に
KH「ね、それって目力光線？
それとも……何か呪ってる？(笑)
念力とかでさ。」
キュヒョンくんの的はずれな一言に
「ときどき、意味わかんないよね…」
私が呟くと
KH「人をエスパー呼ばわりするAには、言われたくない」
意地悪な一言……
「いつか仕返しするんだからっ」
KH「はいっ？俺に勝てるやつなんていないよ？(笑)まぁ、頑張ってみたら？」
一人でケラケラ笑うキュヒョンくんを軽く睨み付け私はベンチに座った。
今、何時かもわからないし
携帯も気にならない。
それくらい楽しんでいるのかな？
すれ違う人もまばらで、隣にいるキュヒョンくんが芸能人ということすら忘れてしまう。
「ねぇ、夜…」
KH「夜？」
「時間ある？」
KH「なんで？」
「ゴハン作るから食べる？」
じーっと私の顔を見て
KH「ゴハンも食べたいけど………
Aも食べたい(笑)」
その一言を理解するまで時間がかかったけど、急に恥ずかしくなって
「もう、バカっ！バカっ！知らないっ！バイバイ！」
早足で歩く私を、すぐに捕まえて
KH「ホント、面白すぎる(笑)」
お腹を抱えて笑い出すから
無視して入場ゲートに向かう
KH「ごめん、ごめん、機嫌直してよ。
Aのことが好きすぎて、つい意地悪したくなるんだよね」
「私、帰るね………今日はありがとう。」
駅に向かおうと歩き出すと
KH「待てって言ってんじゃん！」
ぐいっと手を引っ張られ、
駐車場まで引きづられるみたいに歩き出す
手首を握る力が強くて
振り返らない背中を見つめて、ただ歩くだけ
車のロックが開いて助手席に乗せられる
運転席に乗り込んだキュヒョンくんは
私のシートを倒し、いきなり唇を塞いだ
苦しくて胸を叩くけど、気付いてもらえない。
やっと唇が離れ、視線がぶつかると
KH「ホント子どもみたい(笑)今のキスは、お仕置き！」
シートを戻し、車を発進させる
KH「今日は泊まるよ。
イヤなんて言わせないけど」
ドキドキする心臓と、さっきまで感じていた唇の感触。
「そういえばさ」
キュヒョンくんが次に言った言葉
KH「リョウギの誕生日、一緒にいたの？」
口調やトーンが変わるわけでもなく、
普通の会話
黙る私に
KH「今の沈黙が答え？」
「あの日ねっ」
何を言い訳しようとしてるのかわからないけど、話さなきゃ。って
それ以上、この話に触れることなく、
会話が途切れた………
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向日葵(プロフ) - りんさん» こちらにもコメントありがとうございます(*^▽^*)私にとっても初めてKRYの3人を書いたお話で大切な作品です♪これからも楽しんでもらえますように☆ (2017年11月7日 19時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんこの物語を読んでいて、泣けた歌、誰より好きなのにでした。(〃ω〃)ありがとうございます。 (2017年11月6日 23時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» ありがとうございます(*≧∀≦*)2人にとっては最高のヒョンですよね☆ (2017年11月5日 19時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 兄さん最高のヒョンだわ(〃ω〃) (2017年11月4日 22時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - まゆまゆさん» ヒロインの気持ちが揺れていますよね(>_<)人を好きになることの難しさを感じながら、自分の気持ちを伝えるために必死です。ワルいリョウク→喜んでもらえて嬉しいです(*≧∀≦*) (2017年10月30日 18時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2015年2月11日 12時
