５７話 ページ8
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朝食が終わり、みんなはそれぞれ必殺技の特訓に入った。
そうじゃないメンバーは、通常通りの練習をする。
明日香「……あれ。リュウジ？」
始まってからそれほど時間は経ってないはずなのに、早くも息が上がっているのに気付いた。
明日香「大丈夫か？少し休んだほうが…」
緑川「………明日香？」
リュウジにタオルを差し出す。
緑川「………ありがとう。でも休んでる場合じゃない」
明日香「…………そうか」
こんなに気合が入っていては、止めたくても止められない。
ここは彼の判断に任せよう。
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夕食時。
私はリュウジのことが少し気になったので様子を見てみた。
食欲がないといった感じだな。
明日香「食べないの？」
緑川「……食欲がないんだ」
………やっぱり。
明日香「思い詰めてるだろ。少しは食べなよ。
食べないなら私が食べちゃうよ」
緑川「……(ﾌﾟｯ、本当に明日香っていくらでも食べるよね」
明日香「そこ笑うとこじゃない！……ったくもー…」
緑川「………ありがとう、明日香」
ヒロト「……………」
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今日も10皿食べたし、満足満足。
さぁて、そろそろ寝ようかな……。
明日香「…………あれ」
窓の外をふと見ると、グラウンドにヒロトとリュウジがいた。
こんな夜に何してんだ二人は…。
ヒロト「どうした緑川。もう終わりなのか？」
私は二人がいるところまで降りてきた。
緑川「いいよもう！どうせこれ以上やったって…！！」
明日香「……！？」
緑川「そもそも、エイリア学園のセカンドランクチームにいた
俺なんかが選ばれたのが間違いだったんだ」
“なんか”って……。
明日香「私はそうは思わない！」
緑川「！？」
ヒロト「……明日香…」
明日香「だってあの後のリュウジは、何度転んでも何度も立ち上がってた。
サッカーを楽しんでたじゃないか！」
ヒロト「そうだよ。だからイプシロンだったやつらとも、互角に戦えてたんじゃないか」
お日さま園のみんなは、私が覚えていたよりも格段に技術がアップしていた。
……リュウジだって。
明日香「自信持ちなよ。自分のサッカーにさ」
緑川「………！………うん！ありがとう。明日香、ヒロト」
ヒロト「うん」
明日香「あぁ！」
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プスメラウィッチ - 桜椿さん初めまして、私も転生したマスターは世界へパート3のパスワードを教えてください(＞人＜;) (2021年9月2日 19時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
凱(プロフ) - 私はこの素晴らしい作品を見てとても感動しました！ありがとうございます！続きが楽しみです！転生したマスターは世界へパート3のパスワードはどこで見れば良いでしょうか？もし宜しければ教えて下さい！気を悪くされたら申し訳ありません (2018年9月23日 22時) (レス) id: 672e6a02bb (このIDを非表示/違反報告)
桜椿(プロフ) - Tomoeさん» Tomoeさんありがとうございます！主人公の相手は今考え中ですのでたのしみにしたください！ (2018年6月10日 19時) (レス) id: 41bd72d607 (このIDを非表示/違反報告)
Tomoe - はじめて読みましたがとてもいい作品で感動しました！みんなの絆で世界一になってほしいのとそれと気になるのが主人公は誰と恋をするのかとっても気になります。続編待っていますね！ (2018年6月10日 18時) (レス) id: b03f40a405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜椿 | 作成日時：2018年5月29日 20時
