転生したマスターは世界へ (ページ42)

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４１話ページ42

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秋「今日は来てよかったね」

　お店が閉店した頃。もう外は真っ暗だった。

円堂「あぁ！みんなもありがとな」

冬花「えぇ」

　円堂を先頭に歩き、その後ろに私と豪炎寺は並んでいた。

　そしてふと豪炎寺が立ち止まる。

明日香「豪炎寺？」

豪炎寺「………俺は虎丸の事情が分かった。‥‥けど、何故あのプレーをするのかはまだ分からない」

　あのプレーとは、時折虎丸が見せる行動のことだろうか。

　確かにあいつは変なとこでバックパスを出したり、やたら豪炎寺にシュートを要求したりする。

　まるでシュートから逃げているようなプレー。

　テクニックはすごいのに…。

明日香「今思い込んでも仕方ない。今日分からなくても、また次知ればいいんだ」

豪炎寺「………(ﾌｯ、円堂みたいな言い方だな」

明日香「わ、笑うことないだろ//」

豪炎寺「悪かった。………そうだな、ありがとう」

　私の頭に置かれた豪炎寺の手は、とても優しかった。

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試合当日(今日はカルナです)

私たちはスタジアムに着いた
中に入ろうとすると

乃々美「虎丸くーん！」

虎丸「えっ！乃々美姉ちゃん!?」

乃々美さんは大きなクーラーボックスを持って、私たちに向かってやってきた

虎丸「何しに来たんだよ！」

乃々美「今日は試合でしょ？みんなにお弁当作ってきたの！」

そう言って乃々美さんは、クーラーボックスからお弁当を取り出して中を見せた

明日香「わっ！//」

壁山「美味しそうっス！！」

あまりにも美味しそうなお弁当に、思わず高い声が出る

乃々美「これ食べて必ず勝ってね、みんな！」

皆「はい！」

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明日香「にしても暑いな」

秋「本当暑いのわね…」

スタジアムに入れば大勢の観客と熱気。
そしてこの気温の高さ

明日香(ジー)

カルナ(俺のせいではないぞマスター)

明日香(そうだよね～)