転生したマスターは世界へ (ページ13)

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１２話ページ13

今日は沖田さんです
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　今日から雷門中での合宿が始まった。

　私は日本代表に選ばれた選手だが、マネージャーの仕事もやることになった。

　というのも、秋たちのように本格的ではなくサポートのような感じで。

秋「明日香、そろそろご飯食べてもいいわよ」

明日香「本当か？んじゃ、先に食うな」

沖田「マスターお腹空いてましたもんね！」

みんなが起きるくらいまで、私はご飯の準備をしていた。

ぞろぞろとやってきた頃が私の飯の始まりだ！

風丸「おはよう、明日香それに沖田さんも」

沖田「おはようございます！」

壁山「早いっスね。って、もう食べてるんスか！？」

明日香「お腹空きすぎて」

そう。マネージャーになって得することは、飯が早く食べられること。

おかわりし放題だ！((

木暮「俺たちの分も残せよなー？」

明日香「おかわり！」

木暮「聞けよ！」

沖田「マスター苦笑」

生意気な後輩には耳をシャットアウト。

すると壁山が隣に座ってきた。

壁山「俺もおかわりしまくるっス！」

吹雪「え、ちょ、ナチュラルに隣を奪われた」

緑川「俺も明日香の隣！」

明日香「おいでおいで」

　両隣に壁山とリュウジ。

　真正面には吹雪が座った。

風丸「朝からお前らは食いまくるなぁ」

明日香「朝はスタミナがないと」

いつの間にか私の座っていたテーブルは埋まった。

リュウジの前にはヒロト、吹雪の隣は風丸。

その隣は木暮が座っている。

壁山「おかわりっス！」

緑川「……！………俺も！」

　壁山に負けじとリュウジもおかわりする。

　壁山の腹は私と同じくらいだからな。((

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春奈「いよいよ始まるんですね！世界への挑戦が！」

　グラウンドに出てマネージャーの仕事を手伝っていると、春奈が興奮気味に話しかけてきた。

明日香「あぁ、世界にはきっと強者達がたくさんいる。どんなサッカーになるか、すごく楽しみだ！」

春奈「はい！」

秋「…………あれ、虎丸くんは？」

　秋がふと疑問に思ったことを言う。

　周りを見ると、確かに虎丸の姿はなかった。

虎丸「お、おはよう……ございます…っ！」

明日香「あ、来た」

　グッドタイミング。

　虎丸は全速力で走ってきたのか、息切れしている。