サッカー少女は転生者パート６ (ページ9)

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２４３話ページ9

＿＿ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

　私が持っている携帯から連絡があった

　“病院”

　ディスプレイにはそう書かれていた。

　………予想はしている。

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「藤丸薫さんが亡くなられました」

　試合中に言われていたから、心の準備ができていると思った。

　……けどこう目の前に突き立てられると悲しい。

　そして今まで出てこなかった涙が出てくる。

明日香「………ありがとう……っ……」

　ただそれしか言えない。

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赤弓「薫さんがか…」

イシュ「あのおばあちゃんが亡くなったなんて…」

明日香「まぁ一回おばあちゃんの荷物整理するよ」

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明日香「ん何だこれ？」

おばあちゃんのの机の上に一枚の紙があることに気づいた。

“時々でも良いお日さま園に行きなさい”
“この家の所有権はあなたに移して有ります”

そう書かれていた。

土地の維持費は金はいくらでもあるからだあ
この家は竹林に囲まれてるから人も来れないように結界でも貼るが
流石に学校の先生たちには誤魔化しきれないな

………ヒロトに“会いに行く”って言ったな

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瞳子｛…………そんなことが…｝

私は姉さんに連絡を取った。
いきなり来ても驚くだろうと思い、今こうして電話をしている。

瞳子(もちろんいつでも歓迎するわ、時々でもいいから来なさい、
ヒロト達からは聞いたわサーヴァントの皆さんと頑張ってね)

明日香「ありがとう、姉さん今から行くね」

姉さんの優しい声に安心して電話を切った。