１７８話 ページ30
.
明日香「よっしゃ！」
壁山「神のアクアなしで決めたっス……！」
明日香「フルボッコなしだな」
アフロディ「本当にするつもりだったのかい…？」
明日香「するつもりなかったよ。
決めてくれるんじゃないかと思ってたしな」
アフロディ「……ありがとう」
彼は女神のように微笑んだ。
イシュ(マスター女神なら隣にいるじゃ無い？)
明日香(比喩表現だよ！)
.
ガゼル「……見せてやろう、絶対零度の……闇を！」
その言葉が合図かのように、ガゼルは手を高く上げて下ろした。
そしてダイヤモンドダストの動きが変わる。
壁山「ザ・ウォール！」
ドロル「ウォーターベール！」
壁山が守ろうとするも、相手の技に破られてしまい、ボールはガゼルの元に。
ガゼル「凍てつくがいい！」
円堂「来い！」
必殺技を打つようだ。周りの空気が一変する。
ガゼル「ノーザンインパクト！」
円堂「正義の鉄拳！………くっ…、うわぁ！？」
明日香「……！」
角間「決められてしまったぁぁ！！」
ノーマルシュートですらあの威力。
必殺技を出せば入るのではないかと薄々感じていた。
けど、正義の鉄拳は究極奥義。
そのことに対して、円堂も疑問や不安があるみたいだ。
＿＿ﾋﾟｯﾋﾟｰ
前半終了のホイッスルが鳴る。
.
.
私はトイレに来ていた。
ハーフタイムではしっかりプレーしたいからな☆((
トイレから出ると、誰かの声が聞こえた。
明日香(………バーンとグランも来てたのか…？)
バーンとグランの目線の先には、ガゼルがいた。
バーン「互角ってのは恥ずかしいんじゃねぇの？」
グラン「勝てるよね？」
ガゼル「……っ、……私は負けない」
三人とは話したことあるけど、三人が話しているところは初めて見たな。
こうして見ると、あまり仲良くないらしい。
……まぁ、ジェネシスを奪い合ってるんだから当然か。
〜♪
明日香「……いっ！？」
グラン「……ん？」
突然着信音が鳴り、三人は私のほうを一斉に向いた。
ディスプレイを見ると“おばあちゃん”。
……おばあちゃんタイミング悪っ！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜椿 | 作成日時：2018年5月27日 17時
