１４９話 ページ1
バーン「ま、藤丸明日香ならいいかもな」
皆「！？」
明日香「………！」
私を、仲間に……!?
一番バーンの近くにいた私は、その言葉を聞いて
後ろに下がろうとした。
モリア(マスター君！)
バーン「おっと、もう遅いぜ？」
瞳子「！」
明日香「なっ、離せ！」
バーンに腕を掴まれてしまった
まぁ簡単にどかす事は出来るがまぁいいか相手の情報を知ることが出来るし…
モリア(君って奴は…まぁ私も一緒行こう)
吹雪「明日香ちゃん！」
円堂「明日香を離せ！！」
前に出ようとするみんなを、グランが制した。
グラン「取り返してほしかったら、俺たちに勝つことだね」
バーン「じゃあな、雷門イレブン」
バーンは黒いボールを蹴った。
その瞬間、私たちの周りに光が放つ。
みんなの顔を見ると、怒りが混じった顔をしていた。
明日香「死ぬわけじゃないんだ！必ず戻るって！
みんなのこと信じてるからなー！」
端から見たら、私はすごく呑気に見えるだろう。
でもこのぐらいでいないと
きっと塞ぎこんでしまいそうだったから。
私はバーンに手を掴まれたまま、光に飲み込まれた。
.
.
.
no side
塔子「明日香………、お前呑気すぎる」
明日香がいなくなってから、みんなは悔やんでいた。
……連れ去られてしまった。
円堂「あいつが戻るって言ったんだ！絶対戻ってくる！」
鬼道「円堂……」
一之瀬「……今落ち込んでも、仕方ないってことか」
リカ「せやで！明日香やったら
“落ち込む暇あったら、前に進め！”なんて言いそうやし」
土門「それもそうだな」
壁山「絶対取り戻すっス！」
円堂「あぁ！」
木暮「俺たちが行かなくても、ひょっこり現れそうだけどね」
春奈「確かに、明日香さんならありえるかも」
立向居「明日香さん、何もされないでしょうか…」
円堂「もし何かされたとしても、俺たちはあいつを信じればいい。
明日香も、俺たちの勝利を信じてくれるように！」
吹雪「…………そうだね、キャプテンの言う通りだよ！」
立向居「円堂さん……」
円堂「明日香を取り戻すために！俺たちはもっと強くなる！」
皆「おおーー！！」
円堂は拳を高く上げ、みんなに気合を入れる。
.
.
.
「……………明日香が……？」
木陰に1人。
フードを被った男はそう呟いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜椿 | 作成日時：2018年5月27日 17時
