７８話 ページ29
.
明日香(自動販売機って、河川敷からこんな遠かったか？；)
アーサー(久し振りに来たからだと思うよ)
私たちが各地回ってる間に場所が変わったのかな、と思いつつ
おばあちゃんの大好きなお茶を持って、河川敷に向かう。
河川敷に戻ると、ベンチの近くにはおばあちゃんとおじいちゃんがいて
みんなは練習をしていた。
明日香「はい、おばあちゃん」
祖母「ありがとう、明日香ちゃん」
おばあちゃんは私の手からお茶を受け取る。
すると、横にいた看護師が
看護師「風に当たりすぎてはお体に障りますから、そろそろ」
赤弓「そうだな、そろそろ戻ろう」
明日香「そっか、なら私も」
赤弓「いや、君はここで練習してるといい。大事な試合だからな」
エミヤは、相変わらずの笑顔で言う。
うーん、確かに。
明日香「あ、じゃあさ、おばあちゃんの号室にあるお花生けてくれないか？
水につけないでそのままこっち来ちゃったから」
赤弓「あぁ、わかったよ」
祖母「ではね、明日香ちゃん。練習頑張ってください」
笑顔でそう言うと、おばあちゃんはみんなにも手を振った。
みんなも手を振り返す。
おばあちゃんたちの背中を見送った後、後ろから塔子が迫ってきた。
いつも通りのタックルで……。
明日香「ち、ちょっといい加減タックルよせや」
塔子「ぬっと来るよりそっちのがいいだろ？それよりさ！明日香の親戚の……士郎さんだっけ？
なんか爽やかって感じで、かっこいいな！」
お前に普通という文字はないんか！
と、ツッコむ隙を与えず話を進める。
明日香「そうか？でも料理とか好きだったな」
塔子「おぉ、やっぱり！なんかそれっぽい！」
それより塔子、練習はいいのか？と言おうとした次の瞬間
誰かの倒れる音と、“染岡！”と言う声が聞こえた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜椿(プロフ) - 麗奈さん» 麗奈さんありがとうございます！これからも更新頑張っていきます！ (2018年5月19日 1時) (
レス) id: 41bd72d607 (このIDを非表示/違反報告)
麗奈(プロフ) - この小説とても面白いです！！FGOの主人公の記憶があるなら図太くてお調子者でも面白いですよね。更新楽しみに待ってます！！ (2018年5月18日 14時) (レス) id: 9652533cde (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜椿 | 作成日時：2018年5月16日 23時
