５９話 ページ10
愛媛に着いた私たちは、一旦休憩に入り、近くのコンビニに寄った。
明日香「って、壁山、そんなにみかん食べれんの？；」
壁山「大丈夫っスよ！あ、明日香さんも一ついかがっスか？」
明日香「え、いいの？やった〜♪」
私は壁山からみかんを一個もらう。
後で食べよ〜。
私はみかんをポッケにしまい、おばあちゃんに電話しようとコンビニ裏に行った。
明日香「……あ、もしもしおばあちゃん？」
祖母｛まぁ明日香ちゃん、お久しぶりですね｝
久しぶりの柔らかな声に、私は安堵する。
明日香「あぁ、よかった。元気そうだね」
祖母｛私はいつでも元気ですよ。……それよりも、最近調子はどう？｝
明日香「ん？私のこと？」
祖母｛もちろんです。頭が痛くなったり、今までなかったことが起こったり…｝
……やっぱり、おばあちゃんは何か知ってるんだ……。
明日香「あ、あのさおばあちゃん。
おばあちゃんの言う通り、私最近頭痛がして、今までにないことが見えたりするんだ」
祖母｛……そうですか。……これだけは言っておきましょう｝
おばあちゃんの真剣な声に、私はいつにも増して緊張する。
祖母｛くれぐれも、一人で突っ走らないように。それと、両親のことは＿＿＿｝
明日香「えっ!?」
おばあちゃんとの会話の途中で電話が切れた。
電話が切れただけじゃない。私の手から携帯電話がなくなっている。
「お前が、藤丸明日香か？」
明日香「……なっ、私の携帯返せ！バナナ！」
プーサー(見た目がバナナだからって言うのは失礼だよ！)貴方も失礼ですよ！byマシュ
「…おっと……、おっかねぇ女。それとこれはバナナじゃねぇ！」
これはって、思いっきり自覚してんじゃん!?
携帯を取ったやつは、不良っぽいバナナだった。
いかにも悪そう、いやこいつ悪い。携帯奪ったんだ。スリめ！
明日香「てか、なんで私の名前知ってんだよ」
「ふん、知りたきゃ俺に着いてくれば分かるさ」
と言うと、彼は持っていたサッカーボールを私に向かって蹴った。
反射条件に私は足でボールを止める。
「へぇ、噂以上だなぁ」
明日香「何がしたい」
「興味があったんだよ、お前に」
明日香「は、お前まさかスｔ((「言わせねぇよ！？」＿＿＿＿ツッコミ健全だな」
まるでエミヤママンだな
円堂「おい！何があったんだ！」
バナナ野郎のでかい声に聞きつけたのか、円堂たちがやってきた。
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桜椿(プロフ) - 麗奈さん» 麗奈さんありがとうございます！これからも更新頑張っていきます！ (2018年5月19日 1時) (
レス) id: 41bd72d607 (このIDを非表示/違反報告)
麗奈(プロフ) - この小説とても面白いです！！FGOの主人公の記憶があるなら図太くてお調子者でも面白いですよね。更新楽しみに待ってます！！ (2018年5月18日 14時) (レス) id: 9652533cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜椿 | 作成日時：2018年5月16日 23時
