希望少女がイナイレの世界に！？ (ページ33)

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３２話ページ33

円堂と染岡が戻って来た。

明日香「あ！２人共遅いぞ！」

塔子「早く来いよ！練習始めるぜ！」

円堂「練習って……何するんだ？」

春奈「赤と白のチームに別れて、連携の練習をするんです。」

ということで、赤と白でミニゲームが始まった。

吹雪は監督の指示で、ＦＷの位置に居る。

吹雪「はあっ！」

吹雪が風丸からボールを奪った。

風丸「く！取り返す！」

けど、風丸のスピードでも吹雪に追いつけなかった。

風丸「は、早い！」

一之瀬「こっちだ吹雪！」

鬼道「吹雪、一之瀬にボールを回せ！」

吹雪「……フンっ…！」

全員「？？？」

吹雪はそのまま１人で攻め、シュートを打った。

円堂「いいシュートだぞ、吹雪！」

染岡「ちょっと待て！おい吹雪、何で一之瀬にボールを回さなかった！？」

吹雪「何でって……これが僕のやり方だから…。
　白恋中じゃ、いつもこんな感じだったし。」

染岡「ここは雷門中だ！白恋のプレーじゃ通用しないんだよ！」

吹雪「いきなりそんな事言われても……

　僕、そういう汗くさいの嫌いだなぁ……」

染岡「汗くさいだと!!!? やっぱりこんな奴とサッカー出来ねえ！」

風丸「落ち着けよ染岡。オレは吹雪に合わせる。」

染岡「なっ！何でだよ風丸！」

風丸「……吹雪のスピードに付いて行きたい……。

　オレもあのスピードが欲しいんだ！」

吹雪「なら、風になればいいんだよ。」

風丸「風に…なる……？」

吹雪「うん。みんな付いて来て。」