妻に不倫されました【JN】 (ページ10)

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『ただいま』

「おかえり」

現在9時。ジナは私より先に家にいた

いつもと変わらない。お風呂入っておいでと促されるだけ

「A」

『ん？』

「髪の毛乾かすからこっちおいで」

お風呂上がって、ジンから名前を呼ばれて一瞬ドキッとした

とうとうバレたんじゃないかって、何かいわれるんじゃないかって

そしたら、いつもやってくれる髪の毛を乾かしてくれるようだ

「そうだ、僕ね」

『うん』

「副社長に昇進したんだ。ここ数ヶ月いそがしくてねようやく落ち着いたんだ」

『え！おめでとう！』

たしかに、ここ数ヶ月ジンは帰ってくるのが私より遅かった

副社長に昇進したんだ。まあ別に私には興味ないけど

「それで、まあ休養ってことでしばらくの間お休みをもらったんだ」

『そうなの？じゃあ、』

「一緒にいれるよ」

『やったね！』

ちっ、なんだよ。家にいるのか
しばらくジミンのところには行けない。別にいいんだけどさ

2人で居るってことは、1人の時間がなくなるのか
そう考えるとやだな

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目が覚めて気づいたらベッドにいた。隣にはまだ眠っているジンの姿があった

それに、裸だということに理解した