32話 ページ35
Aside
〜病室〜
どうして、何で
本当は、許していない。
でも、何て言って良いか分からなかった。
口下手で…。
何で怒れなかったんだろう。
・・・
考えても分かんないや、もう寝よう。
〜翌日〜
何でだろう。分かんない。
〜トントン〜
「はい」
梓「A。」
「梓さん…。」
梓「…で。」
？
梓「何で、『梓お兄ちゃん』じゃないの？」
梓さんは、決して大きな声では無かった、
それどころか、凄く小さな声だった。
だけど、怒っている、それだけは分かった。
「あの、・・・」
梓「やっと、心を開いてくれたと思ったのに…。」
私が、そう呼ばなかった理由は２つ。
一つは、梓さんは、私なんかと関わらないほうが良いから。
もう一つは、お兄ちゃんって言ったら…
私の恋が終っちゃう…。
そんな気がしたから。
そんな事、言えないけど
「ごめんなさい」
そういうと、梓さんが我にかえった感じで、
梓「なんでもない、ごめんね。」
そう言った。
そこからは、いつも通り話した。
梓「A、前から聞きたかったんだけど」
「なんですか。」
梓「宝生さんの事・・・大丈夫？」
「えっ！！何でですか。」
梓「だって普通、あんな事されて簡単に許せないでしょ。」
「・・・。梓さN、お兄ちゃんには何でもお見通しなんだね。」
でも、話せない。
甘えちゃ駄目だ。
梓「話してくれない、A。」
「・・・。」
梓「しょうがない、」
？
梓「お願い、僕だけに教えてよ。」(ボソッ
ドキッ！
ズルイ！！
こんなイケボで言われて断れる訳無い！！
「私は、梨香さんの事をまだ許せてないんです・・・。」
梓「やっぱり。」
「でも、なんて言えば良いのか分からなくて、
それで、許してしまったみたいな感じになってしまって
でも、ほんとうは許していないから・・・。」
梓「そっか、じゃあ京兄達の事も…。」
「どうでしょう？もう、私は私が分からないんです。」
梓「大丈夫だよ、Aは十分我慢したんだから」
「梓さんも、もう私に関わらないで下さい。」
「私は惨めで、心は汚くて、臆病で、最低な人間だK…」
梓「そんな事無いよ。Aは、誰よりも優しくて
綺麗な心を持っているよ。」
「違う…私は偽善者ぶっていただけ…。」
梓「我慢しないで」
私は、梓さんにまた元気を貰った。
誰かが見ていた事に気づかずに
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
ブラコンキャラ ☆が付いてたらさらにラッキー
弥
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千芽 - 山桜桃梅＠先輩さん» 確かにwwwでも、いじられてこその侑介です！ (2015年10月29日 17時) (
レス) id: b33e8e2dba (このIDを非表示/違反報告)
山桜桃梅＠先輩 - ゆ、侑介が不憫ですねｗセーラー服とはｗｗｗｗｗ (2015年10月26日 23時) (レス) id: 0b095260a4 (このIDを非表示/違反報告)
千芽 - あ−さんさん» ありがとうございます。続編も宜しくお願いします！！ (2015年10月26日 15時) (レス) id: b33e8e2dba (このIDを非表示/違反報告)
あ−さん - 名前同じの人がいる！！番外編面白かったです(＾−＾) (2015年10月26日 15時) (レス) id: 292111dc91 (このIDを非表示/違反報告)
千芽 - ふわりさん» そうでしたか。じゃあ見てもつまらなかったですか。すいません (2015年10月25日 17時) (レス) id: b33e8e2dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千芽 China | 作成日時：2015年9月19日 12時
