【d！】悪魔に取り憑かれた系幼女lll (ページ28)

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少女と対人戦と煽りポメページ28

飛んでいったシャオ兄様はすぐに立ち上がってこちらへと向かってくる。それを躱しながら近くにいる兵士も的確に倒していって1対1の戦いへと持ち込んだ。

『ねぇシャオ兄様。』

syo「なんや？」

『兵士さん達どうにかしたの？様子が可笑しいのだけれど…』

syo「あぁ。まぁアレやん。……Aを傷付けてええんは俺だけやん？」

『(成程…)』

そういう事だったのか。みんなある意味狂っているがシャオ兄様もそれは同じ。恐らく私と対人戦をする度にそのような事を言っているのだろう。だからあんなに遠慮したような感じだったのか。

『よく分からない独占欲ですね』

syo「独占欲、か～。そうかもしれへんなぁ。」

シャベルを器用に振り回しながら襲いかかってくるシャオ兄様を避けては何度か攻撃を仕掛ける。さてこれからどうしようか、と思っているとシャオ兄様の蹴りがお腹に当たって体が壁まで吹き飛んだ。

『がはっ…！油断した…』

syo「俺だけがAを傷つけられるんや…すっごい優越感があるわぁ…あぁ可愛い…」

『はぁ…』

意を決して双剣を構えてシャオ兄様の元へと走り出す。シャベルを構えたシャオ兄様の腕を蹴り上げてガラガラの懐に双剣で思い切り殴る。結構なダメージが入ったのかシャオ兄様は壁まで吹き飛んだ。

syo「いっつ…ほんまに強うなったなぁ…」

『ゾム兄様に鍛えられましたからねぇ…今日は終わりしましょうシャオ兄様。私も予定がありますから。』

syo「せやな。今日は終わりにしよか」

シャオ兄様はすっと立ち上がって兵士さんたちに今日は終了や！と短く伝えて私の元に来た。私から双剣を受け取り今日もありがとうな！と笑顔で言うと訓練場の武器箱へと去って行った。

『取り敢えず、よかった。今日はショッピ兄様の所に行かなくては…』

私は近くにある休憩室で少し休憩してからショッピ兄様の部屋をめざして歩き始めた。その時シャオ兄様が何をしているかなんて知らずに。

syo「言ったやんな？俺しか傷つけたらあかんって。」

「っひ、！す、すみませ…！」

syo「あー謝罪はいらへん。お前は消すから。」

シャオロン隊長
攻撃型(？)の独占欲持ちになった。最初は嫉妬の方が強かったらしいのだが今では独占欲のみになった。尚煽り(と不人気)は健在。

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少しだけ携帯の時間を貰えたので更新を。
金曜日までには復活できますので、もう少しお待ちください…！