90話〜天界編〜 ページ48
真下にあった為一瞬で着いたi国は悲惨な光景になっていた。街があった場所はただの荒地と化していて城は原型をとどめてないほどになっていた。
『あらあら。これは過去最高の酷さだねぇ』
he「前よりも酷いね。」
vi「こりゃあ修復作業は骨の折れる作業になりそうだな。」
荒地の中心に降り立ってぐるりとあたりを見渡す。近くの国は壊れていない為何となくの国の広さは把握出来た。
『始めますかぁ…〈創造新世界〉国の復活』
he「透明空間。範囲80」
vi「自然再生。効果75」
私、ヘンペル、ヴィルが地面に手を当ててそう唱えれば白い光が辺りを包んでどんどん建物や自然が復活してくる。ヘンペルが空間魔法を使ってこの場を隠してくれているため修復しているところを見られる心配はない。数分間修復作業をして建築物や自然の再生は完璧だ。
『問題は人かなぁ』
he「……ざっと500万人かな？」
『うわぁ…小さい国とはいえ500万人かぁ。』
vi「早くて3時間か？」
『そんな感じだね。…よし、頑張るか。』
私はその場で両手の指を合わせて目を閉じる。ザッザッと2人が離れていく音を聞いて言葉を唱え始める。
『〈創造世界〉人類蘇生…500万人』
そう言った瞬間私を水色の光が包み込む。優しく暖かな光だ。光の外では次々にノギルによって消されてしまったはずの人達が復活していた。最初は戸惑っていたが消された時の記憶は無いため普通に過ごしていた。
『…これで全員、かな。』
he「お疲れ様ご主人。」
vi「よく頑張ったなご主人。」
『つ、疲れた…とりあえず天界に帰るぞ。報告しなくちゃ。』
ふらふらとする体に鞭を打って立ち上がり羽を広げて天界を目指す。ヘンペルの隠し魔法は私が飛び立った時に解除された為何事もなかったかのような感じになっている。
『(あれ？そう言えばやけに暗いな…天界を出たのは朝だったからまだこっちも明るいはず…時差が狂ってるのかな？)』
時差が可笑しいと考えながらも天界の扉を開けて再びハコレノの元へと向かう。
『ハコレノ様〜終わりましたよ。』
ha「Aお疲れ様〜。いやぁ流石だね。まさか2時間で終わらせてくるとは。」
『あ、そう言えばハコレノ様。天界と
ha「え〜？…あれ、本当だ。可笑しいなぁ。時差は1時間だったはず。」
天界と地上の時差が狂う事はまずなく今回みたいに起こった場合の原因は大抵が
『また
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天音 - めっちゃ昔のにこめんとしちゃったwwごめんなさいw調べますww (2022年2月23日 14時) (
レス) id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - すみません…オリフラって何ですか？教えていただけると嬉しいのですが… (2022年2月23日 13時) (レス) @page4 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
まつりちゃん - オリフラは、外さないといけませんよ！あと面白かったです更新頑張ってください！ (2019年2月20日 19時) (レス) id: 9499332007 (このIDを非表示/違反報告)
何で - オリフラ外すって事が出来ないんですかぁ？ (2019年2月19日 19時) (レス) id: f2f89dc412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノエル・ウェール | 作成日時：2019年2月19日 19時
