72話 ページ28
部屋の外から聞こえる喧嘩する声とバタバタと走る音が聞こえ目が覚める。今は午前7時。なんで喧嘩する声が聞こえるかはとりあえず置いておいてトイレに行く。
『……この声はあの2人ですねぇ。』
ベッドで大人しく座っていたノアを抱きかかえ扉をそっと開ける。廊下にいたのは予想していた通りの2人だった。
kn「だって心配やろ？！Aが一日中部屋から出ないなんて初めてやんけ！」
syo「だから！ペ神が体調が悪いって言ってたやろ！だから部屋には行かない方が……ってA？！」
『2人共五月蝿いよ…本当に体調悪いからやめてくださいな…』
シャオロンが私に気付いて声が余計に大きくなる。頭に響いて痛くなるからやめて欲しい(切実)
kn「ごめんなA！此奴が五月蝿いから」
syo「お前の方が五月蝿いわチワワ！」
『2人共黙って…』
止めようとするも2人は言い合いを続けていて止まる気配がない。私は『はぁ』と溜息をつきインカムでトントンに連絡を入れる。
tn「A？どうしたんや？体調大丈夫か？」
『うん。何とか体調は大丈夫なんだけどさ犬2人が私の部屋の前で言い合いしてて五月蝿いんですね。だから回収お願いしたいんですが大丈夫？』
tn「アイツら……！分かったすぐ行くわ。」
ブチリとインカムが切れる音を確認して2人の方に視線を移す。まだ言い合いをしているらしくさっきよりも声が大きくて五月蝿い。
『早く帰ってよ……あ、トントン。』
ふと廊下の奥を見ると粛清剣を手に持って笑顔でこちらに近づいてくるトントンが目に映った。
『2人共？トントンが来ましたけど大丈夫？』
kn「なんや今それどころじゃ……！」
syo「そうや今はそれどころ……！」
2人もトントンに気づいたらしく顔がどんどん青ざめていく。ちょっと面白くて笑いそうになったが必死に抑える。
tn「何してるんですかねぇ？病人がいる部屋の前で騒ぐなんて粛清不可避ですねぇ！」
『とんちありがとう。私はもう少し寝てるからお昼くらいになったら顔出すね。』
tn「おん。分かったわ。お大事にな。」
トントンが2人を引きずって行くのを見届けて部屋に戻り再びノアと一緒にベッドに潜る。さっきのしにそうなくらいの腹痛はもう無くなっていて大分良くなっていた。
『(お昼まではゆっくり寝ようかな。)』
そう思いノアを撫でながら私はもう1度眠りについた。
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天音 - めっちゃ昔のにこめんとしちゃったwwごめんなさいw調べますww (2022年2月23日 14時) (
レス) id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - すみません…オリフラって何ですか？教えていただけると嬉しいのですが… (2022年2月23日 13時) (レス) @page4 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
まつりちゃん - オリフラは、外さないといけませんよ！あと面白かったです更新頑張ってください！ (2019年2月20日 19時) (レス) id: 9499332007 (このIDを非表示/違反報告)
何で - オリフラ外すって事が出来ないんですかぁ？ (2019年2月19日 19時) (レス) id: f2f89dc412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノエル・ウェール | 作成日時：2019年2月19日 19時
