70話 ページ26
『…ですので今後私達に関わらないで下さい。』
そう冷たい声で言えばラメールは絶望したような顔でこちらを見てくる。
rm「……貴方に会えなくなるくらいなら！」
ラメールはポケットから拳銃を取り出して私の額に突きつける。その手は細かくカタカタと震えていた
『…私を消すのですか？』
ラメールを見て聞けば拳銃を握る力が強くなる。それと一緒にグルッペン達から殺気が溢れ出ていた。
rm「私は貴方を愛しています。そんな貴方と会えなくなる？考えたくありません！そんな事になるくらいなら共に天へと上りましょう？」
ラメールは狂気的な笑みを浮かべてもう片方の手でナイフを取り出し自分の首に当てる。私は心の中で正気かと思いながらラメールをただただ見つめる。
『……出来るのですか？』
rm「……っ！！！」
ラメールは私を少し睨んで引き金を引いた━━━と思ったがそれは投げられたナイフにより妨害される。
gr「俺の秘書に手を出すな。」
tn「うちの秘書に手出したんやからこっちも手ぇ出してええよなぁ？」
ナイフが投げられた方には異様なくらいの殺気を放っているグルッペン。そして震えている王の傍には剣を首に当ててこちらも異様なくらい殺気を放っているトントン。
『貴方が引き金を引けば王の首が飛びますよ？』
rm「……」
ラメールに笑顔で問えば睨みながらも拳銃を下ろしていった。そのすぐ後にオスマンが後ろから抑えて動けないようにする。コネシマもラメールの首にナイフを当てている。
『さぁて王様？このまま戦争まで持ち込むか関わらないという条件を承諾するかどちらがよろしいですか？』
王の元に寄り今日1番の黒い笑顔を浮かべて問い掛ける。王は震えながら答えた。
「……2度と関わらないようにしよう。」
『そうですか。』
私は王から離れてグルッペンの元に行き小声で『帰ろう。』と提案する。グルッペンは少し頷いてトントン達に目配せをする。トントン達はそれに気付いてこちらに向かってくる。
gr「我々はここら辺で帰らせてもらう。」
グルッペンが王にそう告げ、私達は会場から立ち去っていく。他の参加国は私達を唖然とした表情で見ていた。
『あー疲れた。凄い気張ったわ。』
os「あの王の顔は面白かっためう〜！」
tn「いや〜スカッとしたわ。」
gr「あの国矢張り潰したいな。」
kn「あ、俺も潰したい！」
帰りの馬車の中はアイナ国をどう潰すかの話で盛り上がっていた。
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天音 - めっちゃ昔のにこめんとしちゃったwwごめんなさいw調べますww (2022年2月23日 14時) (
レス) id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - すみません…オリフラって何ですか？教えていただけると嬉しいのですが… (2022年2月23日 13時) (レス) @page4 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
まつりちゃん - オリフラは、外さないといけませんよ！あと面白かったです更新頑張ってください！ (2019年2月20日 19時) (レス) id: 9499332007 (このIDを非表示/違反報告)
何で - オリフラ外すって事が出来ないんですかぁ？ (2019年2月19日 19時) (レス) id: f2f89dc412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノエル・ウェール | 作成日時：2019年2月19日 19時
