_6度目 ページ7
「優廻さん！こっちお願い！」
『はいっ』
「あぁ優廻さんこっちも！」
『分かりました！』
今日は朝からバタバタと忙しなく動いていた。というのも今日の取引相手が社長のお得意さんらしくしかもその取引担当がうちの署で余計。
「っ、不味いな…間に合うんか…？」
『間に合うんかじゃない、間に合わせるの。ほら、これやって』
「っわ、分かった」
「Aさーん！あの書類って」
『1番右の下から4番目の引き出しにあります！』
「ありがとう〜！」
書類を捌きながらみんなに聞かれる事を答えたり渡された書類を分けたりと忙しなく動く。私はこれでも頼られるタイプらしい、というのも長くこの署にいるからだけれど。
「優廻さん！取引相手様が来たみたいです、！」
『…うん、大丈夫。この書類とこの資料渡してきて。順番に並べてあるからこのままね』
「分かりました！」
取引役の人に渡したのを横目で確認しながら私は今日分の仕事を捌いていく。何故に今日の取引用準備にプラスして今日分のノルマまでやるんやろうか。いや仕方ないけど。
「おま、疲れないんか…？」
『え？これで疲れてたら駄目でしょう？』
「社畜…？」
『いや違う。』
カタカタとタイピングしながら即答したのだが隣からは隠れ社畜、とか聞こえたのでいちごオレを奪い取りました。視線が痛いなあww
「今度カフェオレ盗んでやる」
『ふははやれるものならやってみろ』
海藤さんとグチグチ言いながらカタカタとタイピングをして仕事を進めていく。周りからやべぇやんって目で見られている気がするんだが知らん。因みに裏では私達は隠れ社畜とか言われてるらしい。なんだと誰が社畜やねんゴラァ仕事ぶん投げるぞ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ｒ_ - 初コメ失礼します！！ とても面白くてニヤニヤしながら見させて頂いています((不審者)) 本当にこの作品大好きで…これからどうなるのか楽しみで禿げました(？) 更新頑張って下さい…！！ 無理しない程度でお願いします(((土下座))) (2020年5月11日 12時) (
レス) id: 882f22aeaa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノエル･ウィール | 作成日時：2020年4月25日 22時
