_21度目 ページ22
マンちゃんの家に上がらせてもらいマンちゃんは早速お菓子を作り始める。私は持って来た紅茶を人数分淹れてトンさんとひとらんの前に。マンちゃんの分は私の隣に置いておいた。
『3人共凄かったねえ…。あんな怖い顔始めてみたよ。』
「いやぁ俺らだけならまだしも。Aちゃんが絡まれるなら話は別だよ。」
「まぁ…女性を守るんは普通やと思うけどなあ。」
「Aちゃんは守るべき人やからね！」
『ふふ、ありがとう。』
マンちゃんのお菓子作りを手伝いながらみんなで最近の話をしていた。仕事場にいるやべぇ人の話だとかグルさんやシッマ、シャオロンの話だとか。色々していたがみんな楽しそうにしていた。
「出来たよ〜」
『！マンちゃんのお菓子…！！』
「お、カップケーキにドーナツ。」
「また美味そうやなあ。…A、顔がゆるっゆるやで」
『…はっ。美味しそうだから、つい…』
「ふふ。さ、早う食べてや！」
頂きます、と言ってカップケーキに1口齧り付いた。外はサクサク中はふわっふわなカップケーキで思わずん〜！と声が出てしまった。ひとらんやトンさんも美味しそうに食べているしマンちゃんは幸せオーラが出ている。
『マンちゃん本当にお店だそうよ…』
「Aちゃんがメイド服着て接客してくれるならいいで」
『ちょっと遠慮しておくわ。』
「え〜。似合うと思うよ。メイド服。」
「(メイド服…確かに可愛い、かも)」
『ん〜…まぁ着てみたいなぁとは思うけど私には似合わないかなあ』
次にドーナツに手を伸ばして食べながらぼーっと考える。自分がメイド服を着るなんてほぼないであろう。何か高い報酬があるなら考えるけど。例えば2ヶ月間マンちゃんのお菓子が食べれるとか。
「…せや。ゾムとは大丈夫？」
「あ〜。同じ部署だもんね。」
『……えっと、色々ありまして…』
「え、ちょっと詳しく」
私はゾムにまた告白をされた事を話した。マンちゃんはそっかあ、と紅茶を飲みながら頷いてひとらんは私の頭を優しく撫でてくれた。一方トンさんは何かを考えていてその顔は深刻そうであった。
『…？トンさん？』
「あぁ、いや…実はな、俺前からゾムの相談に乗っててん。Aの事についてで。」
『わ、私の事の相談を…？』
「おん。じゃあ前落ち込んでたんはそれがあったからなんか…。」
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Ｒ_ - 初コメ失礼します！！ とても面白くてニヤニヤしながら見させて頂いています((不審者)) 本当にこの作品大好きで…これからどうなるのか楽しみで禿げました(？) 更新頑張って下さい…！！ 無理しない程度でお願いします(((土下座))) (2020年5月11日 12時) (
レス) id: 882f22aeaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノエル･ウィール | 作成日時：2020年4月25日 22時
