≫(文字数の関係で設定は前作に) ページ11
💚✒️
｢ぇぇえ！A！ちょっと薄着すぎない！？｣
｢わぁっっ！びっくりした……いきなり大声出したと思ったらそんなことなの？｣
普段は静かな彼が叫んだからびっくり。
｢あ、ごめんね、びっくりしちゃった？あと、全然”そんなこと”で済ませることじゃないよ！？｣
｢えぇ、そんなことで済むでしょ、だって家だったらずっとこれだし、暑いじゃん？｣
｢そうじゃなくてさぁ〜俺も一応”男”なんだよ、？｣
｢ん？うん、そうでしょ？それがどうかしたの？｣
｢あぇ、通じない？
えぇと、だから！俺の理性がやばいってこと…//｣
あ、そういうこと！？ってか、これで理性飛ぶって？言った？
え、ちょっと崩したいかも。
んー……あ！いいこと考えた！
｢あ、そんなこと？ねえ、それって理性破壊したらどうなるの？｣
こてん、とわざと首を傾げて上目遣いで彼を見上げてみる。
すると、さらに頬を染める彼。なんか女の子みたいな反応で新鮮〜！
ふふん、照れてる彼は貴重だからよぉ〜く見ておかないとね！
｢さあ、どうなると思う？｣
そう言って私をあっという間に壁に追いつめた彼。
｢え、ど、どうしたの、いきなり｣
｢理性飛んだらどうなるの？って聞いたでしょ？教えようと思って｣
いつもは優しい輝きを放つはずの彼の緋色の瞳は鋭く、獲物を狙うような光を放っていた。
え、私明日大丈夫かな……
💛👑
｢わぁ！Aちゃん！寒くない！？｣
｢え？寒くないよ？お風呂上がったばっかりだし、夏だよ？｣
｢えーっと、でも、風邪ひいちゃうかもしれないよ？｣
｢ええ、？こんなに暑くて風邪なんて引かないよ？どうしたの？なんかこの格好変？｣
｢え、と、いや、変ではないんだけどね、ちょっと見てて恥ずかしいっていうか…//｣
え、可愛すぎない？これで見てて恥ずかしくなっちゃうの？？え！可愛いんですけど！！
｢え〜！これで恥ずかしくなっちゃうの〜？かわいい〜！｣
それが彼の地雷を踏み抜いていた事を知るよしもなかった私は、俯いてる彼が恥ずかしがっているものだと思って近づいていく。
次にこちらを見た時の彼の目は、いつものような柔らかい輝きではなく、獲物を見定めるような鋭い輝きを放っていた。
反射的に危険を感じた私はすぐに後ろに下がろうとした。
けれど、それよりも速く彼に壁に押し付けられてしまった。
｢ねぇ……これでも俺のこと可愛いって言える？｣
どうやら｢かわいい｣という言葉が彼の地雷を踏み抜いてしまったみたいです…
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なぎ(プロフ) - めがねさん» リクエストありがとうございます！はい！可能です！今書いているリクエスト作品の次にお書き致しますね！ (2023年3月17日 4時) (
レス) id: 6215a4002f (このIDを非表示/違反報告)
めがね - リクエスト失礼します。”彼女が（落ち込んで）病んでいたら”という話はできますか？ (2023年3月17日 0時) (レス) id: ea53f3b90c (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - ぱぴゅんさん» リクエストありがとうございます！ぜひ書かせて頂きますね！いつも読んで頂きありがとうございます！ (2023年3月16日 18時) (レス) id: 6215a4002f (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - シロニアさん» 喜んでいただけてこちらも嬉しい限りです…！良ければまたリクエストお願いします！ (2023年3月16日 18時) (レス) id: 6215a4002f (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴゅん - いつも応援してます！リクエストなのですが、”彼と大喧嘩してみた”の続きで💗🌸と❤🎮と💜📢の仲直りの話も見てみたいです。 (2023年3月16日 15時) (レス) id: ea53f3b90c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎ | 作成日時：2023年1月29日 13時
