勧誘 ページ35
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次の日。
僕は昨日夜な夜な作ったビラを片手で持ちながら
朝休憩の間、1年生のクラスの前を彷徨いていた。
今日は朝練出られません、すみません。
と潔子さんに言っておいたから部活の事は大丈夫
それに、潔子さんにもこの新マネの勧誘については話をしておいた。
ポスターの件も私、絵描くの苦手だけどいいの？と言われたが潔子さんの事だ。自分を卑下しているだけだろう。
じゃあ大地さんたちにも伝えておきますね、といつからか大地さん呼びになった僕が伝えに行こうとすると待って。と制止がかかった。
サプライズにしようよ、との事だった
潔子さんもお茶目な部分があるなぁとつくづく感じていて、否定することもないので僕は元気よく返事をしておいた。
そして現在に至る。
僕のことだし先輩に知り合いなんている訳ないからとりあえず1年生から攻めていこうという魂胆なんだが、そういえば僕は1年生にもこれといった知り合いがいない。
｢さすが僕〜…だよ……｣
落ち込む暇もないので僕は片っ端から聞いていくことにした
…のだが。
｢きゃー！Aくん！私たちのクラスに何か用？｣
｢今日も一段とかっこいい…っ｣
｢無理……眩しいぃ｣
想 定 外 。
本能的にこの人達をマネにしたらやばいと悟った僕はすぐさま廊下を駆け抜けた
後ろの方からあーと落胆する声が多く聞こえたが今はそんなことを気にしている場合じゃない。
僕の命の方が大事だ。
イメチェン、をしてからというもの僕の周りではこうした不可解な出来事が多くなった。
女の子たちに囲まれるようになったし、
道を歩けば四方八方から視線を感じるし、
○○事務所の者ですがなんて名刺を渡してくる人達も居た。
特に最後の人達なんか怖くて怖くて。
仕方なく受け取った名刺も捨てたら呪われるんじゃ…なんていう不安が拭えないから今は自室の勉強机の引き出しにクリップして入れてある。
廊下の端まで走ってきたせいか、
近くの教室は僕のクラスと5組だけになっていた。
たしか、5組も僕らと同じ進学クラスだったよな
もしかしたらちょっとは話の分かってくれる人が多いかも…
なんて他クラスにめちゃくちゃに失礼なことを考えながらも
他にいい案が思い浮かばないので渋々5組に声をかけることにした。
｢…ぐふぅっ！｣
｢わ！ごめんね？！｣
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@ペロキャン(プロフ) - 涼さん» ありがとうございます！！色々絡ませながら均等な感じにみんなに恋愛要素入れていければいいなと思ってます！ (2018年8月19日 23時) (
レス) id: a5d1a3a765 (このIDを非表示/違反報告)
涼 - とても面白いです!!!夢主君と、谷っちゃんとの絡みがめっちゃ可愛い､､恋愛フラグありですか!?更新頑張ってください! (2018年8月18日 17時) (レス) id: d379028483 (このIDを非表示/違反報告)
@ペロキャン(プロフ) - のあさん» ありがとうございます( ; _ ; )めちゃくちゃに嬉しいです！頑張って更新しますね！ (2018年8月16日 17時) (レス) id: a5d1a3a765 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - めっちゃ面白い！続きが楽しみです！ (2018年8月16日 17時) (レス) id: 048debb475 (このIDを非表示/違反報告)
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