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ライバル達のこと ページ32

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部活後、今日はバレー部で坂ノ下商店に寄っていくらしく僕もついて行くことになった。

Aもバレー部の一員なんだから当たり前だべ

と爽やかな笑顔で声をかけてくれたスガさんに感謝しかない。
僕のことはみんな、知らないうちにAと呼ぶようになった。

別にそれはなんともないからいいんだけど、時々ミッキーなんて声が聞こえてくるもんだからちょっとだけ笑えてくる。




「あ、そういえば僕さっき武ちゃんが言ってた高校のことひとつも分からなくって」


マネなんだしちゃんと覚えとかないと。
意気込んで澤村さんに聞けば
おう、そうだな。説明しないとな。
とのことで簡単な説明が始まった






____





「まず、俺たちはAが入部する前に宮城県のIH(インターハイ)予選に出ている。悔しいけどそこの3回戦目で俺たちは青城に負けた」

「青、城…」

「あぁ。主将の及川をはじめ強いチームだ」


静かに、だけどメラメラと闘争心をその目に宿しながら澤村さんは青城という高校について語った。
一方僕は聞いたことある名前の高校だなぁーと思い出したくても思い出せなかった。


「ちなみに王様と大王様には色々あるんだよネ」

「…うるせぇ。王様って呼ぶんじゃねぇ」



へぇ、なんかあるんだ。と僕は他人事だというように2人のことはあまり頭で深く考えなかった。



「次に音駒。烏野とは結構昔から因縁のある高校らしくって。二校の試合のことをゴミ捨て場の決戦なんて呼ばれるようになったんだよ。」

「ネコとカラスかぁ…確かにごみ捨て場だ」

「そうそう。で、俺たちはGW合宿の最終日に音駒と練習試合をしたんだ」

「ど、どうだったんですか?」

「3試合やって全敗!!めちゃくちゃボコられた!」



悔しそうに、だけどどこか楽しそうに澤村さんは頭を搔いた。

それを見たスガさんは大地はあっちの主将と仲良く出来そうだったもんなぁー!と茶化すように言うもんだから一瞬で澤村さんの目の光が失われた。


「じょ、冗談だって大地ぃ」

「まぁいい。次は勝つ!!」


みんなが勝てるように僕も精一杯お手伝いしないと!と心の中で意気込んだ


「で、最後に梟谷だな。」









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ライバル達のこと2→←夏休みまでは、まだ遠いけど



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@ペロキャン(プロフ) - 涼さん» ありがとうございます!!色々絡ませながら均等な感じにみんなに恋愛要素入れていければいいなと思ってます! (2018年8月19日 23時) (レス) id: a5d1a3a765 (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白いです!!!夢主君と、谷っちゃんとの絡みがめっちゃ可愛い、、恋愛フラグありですか!?更新頑張ってください! (2018年8月18日 17時) (レス) id: d379028483 (このIDを非表示/違反報告)
@ペロキャン(プロフ) - のあさん» ありがとうございます( ; _ ; )めちゃくちゃに嬉しいです!頑張って更新しますね! (2018年8月16日 17時) (レス) id: a5d1a3a765 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - めっちゃ面白い!続きが楽しみです! (2018年8月16日 17時) (レス) id: 048debb475 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まる汰 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年5月13日 1時

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