検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:17,364 hit

【 131 】 ページ31

階段を降りて行くと、リビングでお茶を入れてくれているお母さんがいた。



大きな煎じくんとは対照的に、小さくて可愛らしい印象のお母さんだった。



A「は、はじめまして…!」




目を少しだけ合わせると、お母さんはニコッと笑ってくれる。



恥ずかしくなってしまって、視線をそらすように頭を下げた。




A「Aといいます。」




煎じくんは私の右肩に手を乗せた。



煎「俺の彼女。」




その言葉が、どこか気恥ずかしい。




煎母「仲良くしてくれてありがとうね。会えてよかったわ。」




そう微笑むお母さんは本当に綺麗で、煎じくんの顔が整っているのも納得できる。




煎「ちなみに、家にお邪魔して晩御飯ご馳走になったこともあるし。俺が熱出してお母さんに看病して頂いたこともあります…」




お母さんはびっくりしたようで、口をパクパクさせた。



煎母「なんでそういうこと黙ってるの!?」





するとお母さんは、すごい勢いで冷蔵庫の中身を確認して




煎母「じゃあ、今日はうちで食べていって!」




A「いえそんな…急で申し訳ないです。」




煎母「いいのいいの!」



私が決めかねていると、煎じくんが耳打ちした。




煎「今日お母さん遅いから、晩御飯一緒に食べれないんでしょ?…食べていきなよ。」




私にそう言ってニコッと笑った。




A「お言葉に甘えて…」




お母さんは嬉しそうにして、料理に取り掛かった。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←【 130 】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
135人がお気に入り
設定タグ:むすめん。 , 二番煎じ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

桃姫(プロフ) - 誤字すみません…。 (2016年11月22日 16時) (レス) id: bba4690273 (このIDを非表示/違反報告)
桃姫(プロフ) - はじめまして!本当にキュンキュンするラブストーリーをありがとうございます!(?)更新楽しみにしてますね!ちなみな、牡丹の花も読ませて頂いてます! (2016年11月22日 16時) (レス) id: bba4690273 (このIDを非表示/違反報告)
りあん - コメント始めてしますがとても楽しく読んでいます。二番くん格好いいですね(*^^*)更新応援してます(*´∀`) (2016年10月22日 18時) (レス) id: caafde0f34 (このIDを非表示/違反報告)
桜翡苑 - ちぃmm。さん» お帰りなさい!!こっちも"牡丹の花を"も待ってます^^* (2016年10月16日 22時) (レス) id: 169b7c25bf (このIDを非表示/違反報告)
うっちー★煎じ推し(プロフ) - 更新!!ものすごく楽しみです!!頑張ってください (2016年10月16日 21時) (レス) id: 7eb7ad94cf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちぃmm。 | 作成日時:2016年8月5日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。