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…私は夢を見た。
今よりもちょっと背が高くなった、煎じくんが、
エメラルドグリーンのお花がついた衣装で、
色とりどりの仲間達がいて。
そこがどこなのか、周りにいるのが誰なのか、
はたまた私はどこから見ているのか。
…全然わからないけれど、
もしかしたらいつか、この光景を
目にする日が来るのかもしれない。
煎じくんは今よりも輝いてて、ずっと遠くに行っちゃったような感覚に陥る。
…一体これはなんなんだろう。
煎「A…起きて、次降りなきゃ。」
目の前には、いつもの煎じくんがいる。
…ちょっと安心した。
煎「どうしたの、なんだかきょとーんってしたけど」
A「…いや、なんか変な夢見たの。」
煎「夢?」
A「うんいいの、なんでもない。」
見慣れた駅に帰ってきて、2人で帰り道を歩く。
A「煎じくん、私すごく楽しかったよ。連れてってくれてありがとう。」
煎じくんは満足そうに笑った。
煎「そう言ってくれただけで、嬉しいよ。」
いろんなことがあったクリスマスも、これでお終い。
…楽しかった。
また一つ思い出に。
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もも(プロフ) - いつも楽しみにしながら読んでます!!!いつまでも読み続けます!!!!!!!!!!! (2016年8月3日 1時) (レス) id: c42a6310b9 (このIDを非表示/違反報告)
琴乃 - いつも見させてもらってます!これからも頑張ってください! (2016年8月2日 19時) (レス) id: 169b7c25bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃmm。 | 作成日時:2016年7月25日 13時