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スタッフとして、SEVENTEENについて、エリーのスタジオへ。
SEVENTEENは、これからリハーサルだって。
うちのスタッフを専属でつけてるから、エリーのとこのスタッフとも、上手くやってくれてるみたい。
「アン！久しぶりね！」
エリーは、私を見かけると、ハグをしてくれた。
「エリー、久しぶり。」
ハグを仕返していうと、エリーはニッコリと笑う。
「SEVENTEEN。気になり過ぎて呼んじゃったわ。」
エリーは笑いながら言いつつ、"アンの彼氏はどの子？"とコソッと囁く。
"Joshua"と彼女の耳元で答え、
「ルーカスとウジがお友達なの。SEVENTEENはとても素敵な男の子達よ。」
と、世間話をする。
"そう、その子が仮面彼氏ね。"
エリーはニコリと笑って囁き、
「まぁ、楽しみだわ。」
と、大袈裟に言った。
【ルーカスとUnnamedのお気に入り、SEVENTEEN！】
と、エリーが紹介してくれたので、彼らの、知名度は多分、上がるんじゃないかな。
スタジオ収録を終え、彼らが着替えているのを待っている時、エリーに呼ばれた。
「SEVENTEEN、良い男、揃いね。アン、見る目あるわ。」
キラキラした目でエリーは言う。
「エリー、彼らを宜しくね」
私が笑顔で言えば、エリーはウインクをして、
「アンに頼まれたなら仕方ないわね。また呼ぶわ。」
と言ってくれた。
私達の会話を聞いていたアレックスとリサは苦笑いしていた。
エリーと別れてから、
「あそこで営業かけるの、流石だな。」
とアレックスが呟き、
「Unnamedに宜しくされちゃったら、ねぇ？」
リサも呟く。
「え、何の話？」
そう、首を傾げれば、二人は私を見てため息をつく。
「無意識かよ」
「売り込み上手すぎ」
二人がなにか言っていたけど、意味がわからなかった。
…
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作者名：ちな
| 作成日時：2022年8月20日 0時
