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僕の誤報は一瞬で立ち消え、代わりにネットでは、あの事務所の不正やら黒い話で盛り上がりを見せている。
アチラは大変なんじゃないかな。
よくわからないけど。
なぜ、そんなことになったのかは、わからないけど、マネヒョンもうちの社長も苦笑い。
「お前のバックが動いた」
とだけ言われたけど、僕の後ろになんか誰もいないけど…。
うちの両親にはAが連絡してくれてたみたい。
"Aを大切にしなさい"と当たり前のことを言われた。
言われなくても、僕は彼女を大事に、大切にしてる。
誤報で一番心配だったAの誤解はまったくなくて、彼女は、メンタル面での僕の心配をしてくれた。
やっぱり、僕の彼女は最高に良い子だよね。
そんな感じで、本当にAが言うみたいに、何も心配はいらなくて…色々大丈夫だった。
▽
Aが、おねだりしたらしく、プールに行けるみたい。
クローゼットにしまわれた僕が、買った水着の出番がやっと来た？
当然、僕もだよね？と話したら、Aは、行けるのかな？って顔をしていたけど。
でも、だって、プールだよ？
Aだけ行かせるわけないじゃないか！
ダンスレッスン室に行く途中、見かけたリサに声をかける。
「リサ、プール、僕も行けるよね？」
そう聞けば、リサは苦笑いした。
「ジョッシュも行けるように、今、日程調整してる。」
そう答えたリサ。
「ありがと。宜しく。」
そう言って、レッスン室に向かう。
最近はほぼ、Aのところのレッスン室を使ってるから、移動が楽だ。
邪魔者が入らないから、メンバーも喜んでいるし、ね。
「シュア、いい加減、あの悪戯辞めないと…」
「嫌われちゃうよ？」
ハニとジュナに言われる。
この間はすきをつかれて、シャワールームに強制連行されちゃったけど…ちらりとチョルとボノニとディノを見れば、三人はバツが悪そうに苦笑いしてた。
「今日は強制連行されないようにしなきゃ。」
そう呟くと、
「ヒョン、そういうことじゃないよ」
そう、ジフナが呟いていた。
…
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作者名：ちな
| 作成日時：2022年8月20日 0時
