◎209 ページ9
◎JEONGHAN
シュアの機嫌が良い。
彼はAちゃんが傍にいるようになってから、変わった。
"穏やかで紳士な"シュアは、Aちゃんが傍に居なかった時の彼だ。
アレは彼なりの仮面？を被っていたのか？
今は"Aちゃんに関してだけ"、だけど、感情が剥き出しになることも、しばしば。
随分と人間らしくなったもんだ。
ジフナやマネヒョンが、シュアを上手く誘導するように、Aちゃんに頼んでいるらしい。
Aちゃんを呼び捨てにしたら、シュアに殺意のこもった目で見られるから、例え同じ年(95's)の俺達でも、呼び捨てにはできない。
彼女は、語学の先生として、最近、事務所に顔を出してくれていて、俺達メンバーとも仲良しになった。
ある日、語学の勉強中に、
「Aヌ…」
"ヌナ"呼びしようとしたディノがシュアに目だけで制された。
「ぬ？」
首を傾げるAちゃんは、多分、"ヌナ"呼びのことを知らない。
「ぬ、うん、Aさん、ここは…」
ディノ、ギリギリで言い直した？偉い！
シュアの目が、怖いけど。
「アレでよく嫌われないよね。」
ふと、ジュナが呟いた。
ギロリとシュアの目がジュナを見る。
ジュナは肩をすくめた。
「ジス〜」
Aちゃんがシュアの名を呼べば、彼は破顔する。
「A、なに？」
彼女の手を取るシュア。
「邪魔しない約束だよね？」
Aちゃんは、シュアの目を見て言う。
「邪魔してないよ？」
ニコニコ笑ってとぼけるシュア。
無理がある。
「皆、お勉強中だから。ジスは、コレでも食べてて。」
Aちゃんは、シュアの頭をなでて、チョコレートを彼に渡した。
幸せそうにチョコレートを食べてるシュアには悪いが、扱いが子どもにするソレなんだが…。
大人しくなったシュア。
「さすが、アン。」
感嘆の声を小さくあげるジフナ。
いや、色々、ソレでいいわけ？
っていうか、Aちゃん、強すぎ。
…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 419人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちな(プロフ) - シウさん» コメントありがとうございます。毎日、UPできるよう、がんばります〜! (2022年7月31日 18時) (
レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
シウ(プロフ) - いつも更新ありがとうございます！毎日楽しみが増えてとっても嬉しいです！ホントありがとうございます！！ (2022年7月31日 10時) (レス) id: 633c1e8dea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちな
| 作成日時：2022年7月18日 10時
