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ジミナ達の大事な弟だし、本当は穏便に済ませるつもりだった。
だけど、あの子の目をみた瞬間に、"あ、コイツは駄目だ"って思った。
コイツは本気で僕からAを奪おうと考えてるって、僕の本能が告げる。
奪われるつもりはないし、そんなことさせないけど。
でも、ある一定数居るんだよね。
Aを絶対、諦めない人間が。
学生時代にも居たし。
まさか、彼がそうだとは思わなかったけど。
さて、どうやって諦めさせるか。
言葉では、多分無理だよね。
まず、こーいう奴らはA以外の話を聞かないし、自分に不都合な話は聞こえないんだよね。
暴力沙汰は、お互いに不利益しかないんだけど、いっそのこと、殴らせて、殴り返そうか…。
「ジスも、煽らない。」
Aにそう言われて始めて自分がHeat-upしていたことに気づく。
だから、こういう奴は嫌なんだ。
Aが僕の腕を掴んでいたから、冷静になるのも早かった。
Aの手を握りながら、冷静になるように、自分に言い聞かせる。
排除しないと、って気持ちばかりが先走っても良いことはない。
Aに忘れてと言われたジョングクが嫌だと返す。
また、僕の中にイライラが湧く。
Aは拒否してるじゃん。
なんで、諦めないの？
「例え、貴方を知っても、
決定打をAに告げられて、絶望してるけど、彼女にここまで言わせたのは君自身だよ？
僕はそういう事が有るたびに、Aからの愛情を感じられるから、まぁラッキーなんだけど…。
▽
自宅に戻って、いつものようにソファに座る。
僕に体重を預けるAを抱きしめた。
「…疲れた」
「そうだね。無駄な時間は疲れるよね？」
「ジス、ありがとう。」
「いや、僕こそ、ありがとう」
僕の言葉に首を傾げるA。
"離れられない"って言ってくれて、僕は嬉しかったんだ。
…
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ちな(プロフ) - maさん» コメント＆応援、ありがとうございます。楽しんで頂けているようで、嬉しいです。はい。がんばります。 (2022年5月20日 23時) (
レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - 続編おめでとうございます。更新いつも楽しみにしてます。これからも無理せず頑張ってください。 (2022年5月20日 23時) (レス) @page4 id: 279d3df2d8 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - やはやはさん» 応援ありがとうございます。女子視点から見たら男の子は不思議をテーマに書いてます。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2022年5月20日 22時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
やはやは - いつも読んでます！このお話のジョシュアがめちゃめちゃ好きです！！これからも楽しみにしてます。！ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 9f94b353bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな
| 作成日時：2022年5月20日 14時
