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Aのステージは、毎度圧巻で。
僕は毎ステージごとに、彼女に、魅せられる。
サセンみたいのが入ってくるちょっとしたハプニングは、あったけど、今のところは順調にステージをこなしているみたい。
MMも、アンもCharacterだと言われたけど、僕にとったら、魅力的なのはかわらないし、できたら、僕だけに、僕のためだけに歌って欲しいなんて思ってしまう。
彼女の初彼氏は、僕で。
初デートも、初キスも、何もかも彼女の"初めて"は、僕が貰っている。
この先の初めても、僕が貰うし、彼女は誰にも渡さないつもり。
彼女は、僕以外の人と付き合ったことはないけど、まぁ、僕以外の彼氏なんていらないでしょ？
▽
次の会場に行くための移動日。
マーケットで買い物をして、移動車にAと手を繋いで向かっていたら、彼女を呼び止める男に出会った。
「あれ…A？」
その男はそう言うと僕と繋いでいない彼女の手を取った。
「え？」
そう呟く、彼女によって、きゅ、と握られた僕の手。
さり気なく、彼女を、自分の方へ引き寄せ、男の手を外す。
「A、知り合い？」
彼女の肩を抱き寄せ言うと、
「大学の、同期」
と小さく返す彼女は僕の身体に腕を回した。
「その男、誰？なんで、大学に居ないの？」
男は僕を睨みつけ、言った。
「この人は私の、恋人。大学は卒業した。」
そう答えながらAが、男を怖がっているのがわかる。
「恋人だなんて、嘘だよね？」
Aに手を伸ばす男から、彼女を守ろうと一歩前に出ようとしたところで、アレックスとリサが僕達と、男の間に入ってきた。
「ジス、Aを連れて行くわよ。」
リサにそう言われて、Aの肩を抱きながら、歩き出す。
「また、お前かっ」
男がアレックスに向かって叫んでいた。
「ジス…」
「大丈夫。傍に居るよ。」
少し震えているAを安心させるように笑い、チラリとリサを見れば、彼女は眉を寄せていた。
あの男は大学時代、彼女につきまとっていたストーカーだったそうだ。
大学時代、困った彼女は、ルーカスに相談し、アレックスがAの傍にいて、追い払っていたみたい。
僕が、Aの傍に居なかったばかりに、可哀想なことをしてしまった。
Aは、可愛いからしょうがないけど、ストーカーとか、対策考えないとね。
…
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ちな(プロフ) - maさん» コメント＆応援、ありがとうございます。楽しんで頂けているようで、嬉しいです。はい。がんばります。 (2022年5月20日 23時) (
レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - 続編おめでとうございます。更新いつも楽しみにしてます。これからも無理せず頑張ってください。 (2022年5月20日 23時) (レス) @page4 id: 279d3df2d8 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - やはやはさん» 応援ありがとうございます。女子視点から見たら男の子は不思議をテーマに書いてます。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2022年5月20日 22時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
やはやは - いつも読んでます！このお話のジョシュアがめちゃめちゃ好きです！！これからも楽しみにしてます。！ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 9f94b353bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな
| 作成日時：2022年5月20日 14時
