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ツアー最終日は私が住んでいる場所にほど近いところ、らしい。
街にはSEVENTEENファンが溢れている、みたい。
と言うのも、今日は一日、私はマンションを出ていない。
ジスがいつ帰ってくるかわからないから出かけるな。と、アレックスに言われたから外に出ていない。
食材の買い物に出たアレックスが顔を顰めて、人が多かったと話していた。
特に駅前とか。
「そんなに人が出ているなら、素直に寮に、帰ったほうがいいんじゃないかな。疲れてるだろうし。」
そう呟いたら、呆れたようなアレックスに
「お前、それ、ジョッシュに言うなよ？アイツ多分、イジケルよ。」
と言われた。
え、なんで？
首を傾げていたら、
「2週間、会いたくても会えなかった恋人に、そんな風に言われたら、イジケルだろ？」
そう、アレックスに言われた。
なるほど？
私が思うよりも、ジスにとってのこの二週間は長かったわけだ。
「あ〜、わかった。で、ルーカスのツアーのことだけどさ。」
「この切り替えの速さよ…」
何か言われたけど、私は、仕事をしなくてはならないから…ね。
▽
夜、もう寝ようかな？と思う22時。
ジスが居ない時は、いつもほぼこの時間には、ベッドに入っていた。
今日はちょっとだけ、夜ふかしして、ジスの帰りを待っていようと思っていたんだけど…リビングのソファでウトウトしてしまう。
ふと、ジスの匂いがして、彼に抱き寄せられる。
「ただいま」
耳元で彼の声がした。
「おかえり。」
そう言って、目を開ければ、彼の嬉しそうな顔が目の前にあった。
まだまだ、元気ですって顔している彼に笑ってしまう。
貴方、コンサートの後ですよね？
「ジス、お疲れ様」
彼の頬を手で触って言えば、
「うん、」
と、笑うジス。
その笑顔に安心した。
私は自分が思うよりずっと寂しかったみたい。
…
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ちな(プロフ) - maさん» コメント＆応援、ありがとうございます。楽しんで頂けているようで、嬉しいです。はい。がんばります。 (2022年5月20日 23時) (
レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - 続編おめでとうございます。更新いつも楽しみにしてます。これからも無理せず頑張ってください。 (2022年5月20日 23時) (レス) @page4 id: 279d3df2d8 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - やはやはさん» 応援ありがとうございます。女子視点から見たら男の子は不思議をテーマに書いてます。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2022年5月20日 22時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
やはやは - いつも読んでます！このお話のジョシュアがめちゃめちゃ好きです！！これからも楽しみにしてます。！ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 9f94b353bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな
| 作成日時：2022年5月20日 14時
