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▽
「
［嫌だ、駄目、イヤ、却下！］
ジスに否定された。
彼の負担になりたくはないんだけど、彼は負担じゃないと言う。
結局、ロスに帰る時は一緒に、とか言われちゃうし…。
まぁ、一人で(アレックスも一緒だけど)帰っても、"絶対ジスが追いかけてくるから、無駄"って、アレックスもルーカスも言うし、ね。
「なんでそうなる？ミン・ユンギ。」
「悪いな。俺も予想外だ。」
とユンはため息をついた。
ユンのメンバーをどうにかしてほしいのに…。
ユンは彼に会って欲しいと言う。
「お前に一目惚れしたらしい。」
「それは聞いた。だから、さ。
「なぁ、あいつは真剣なんだ。」
「ユン、私にはジスがいる。」
「わかってる。だけど、人の心は他人がどうこうするもんじゃないだろ？」
「…それはわかる。でも、彼が傷つくよ。多分。」
「どうして？」
「
「ふ、そうかよ。アイツだって、イイ男だよ？」
「私はジスがいればいい。」
「とにかく、アイツを諦めさせるためにも、一度会ってくれ。」
「ジスと相談する。すぐにYesとは言えない。」
そう告げて、ユンとの通話を切った。
面倒くさいことになった。
▽
「ただいま〜」
疲れているはずのジスは今日もニコニコで帰ってきた。
私のほうが疲れていないはずなのになぁ。
玄関までジスを出迎えた。
「お帰り、ジス。」
「うん。」
ジスは当たり前のようにハグしてくれるから、その腕の中で、考える。
今までは、ハグしてもらって安心するのは、パパとか、ママとか、ルーカスとか。
その中にジスが、入ったのは、いつだったっけ？
「A、考え事？」
いつもはすぐジスから離れるのに、いつまでも離れないから、そう言われてしまった。
玄関だしね。
ジスから離れて、でも、何故かジスは私と手を繋ぐ。
「うん、ジスに相談があるの。」
そう言いながら、リビングに移動した。
また？って言われるかと思ったのに、彼はニコニコ嬉しそうに笑って、
「なに？」
と聞いてくれる。
どこまでも、優しいよね。ジスは。
…
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ちな(プロフ) - maさん» コメント＆応援、ありがとうございます。楽しんで頂けているようで、嬉しいです。はい。がんばります。 (2022年5月20日 23時) (
レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - 続編おめでとうございます。更新いつも楽しみにしてます。これからも無理せず頑張ってください。 (2022年5月20日 23時) (レス) @page4 id: 279d3df2d8 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - やはやはさん» 応援ありがとうございます。女子視点から見たら男の子は不思議をテーマに書いてます。楽しんでいただけて嬉しいです！ (2022年5月20日 22時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
やはやは - いつも読んでます！このお話のジョシュアがめちゃめちゃ好きです！！これからも楽しみにしてます。！ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 9f94b353bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな
| 作成日時：2022年5月20日 14時
