◎547 ページ7
◎DN
シュアヒョンがヤラカシタ。
ヒョンとAちゃんは、付き合っていて仲も良いけれど、一応、バレちゃいけない関係でしょ？
ダンスレッスンの帰り、廊下に居た彼女に抱きつき声をかけるヒョンは、彼女が誰と話していたかなんてスルーで。
確かにここはAちゃんのテリトリーだから、ヒョンは自由に行動できるけどさ。
まさか、MAMAMOOのファサが居るなんて思わないじゃない？
Aちゃんとファサのコラボも終わってたし。
二人の関係はファサに呆気なくバレた。
ってか、Aちゃん、普通にファサに"私の彼氏"とか言っちゃってるし？
ファサはAちゃんの正体を知ってるってことなのかな。
ファサは話しているのを聞いた感じ、Aちゃんの味方っぽい。
シュアヒョンに"Aちゃんを泣かせたら許さない"と捨て台詞を吐いて帰っていった。
ここからハニヒョンとジフニヒョンに説教されてるシュアヒョンだけど、彼は終始ニコニコしていて、多分全然反省してない。
Aちゃんはそんなヒョンを見て、"コイツちゃんと話聞いてるのかなぁ？"なんて顔をしていた。
「ヒョンはまったく聞いてないよ。」
Aちゃんの視線を受けたウォヌヒョンがそう言うと、彼女は"エスパー？"なんてよくわからないことを呟く。
ホント、彼女は変な子だ。
全部顔に出てるのに…。
普段、常識人っぽいのに、やっぱり彼女はぶっとんでる。
" 初めて言われたのポーズ"ってなに？
ホント、予想外。
流石、ヒョンの彼女、だよね。
そんなこんなで色んなことを有耶無耶にしたヒョンは彼女を連れて帰宅してしまった。
▽
「相変わらず、Aちゃん、ぶっ飛んでるね。」
ソクミニヒョンが帰りの車の中で呟いた。
笑いがメンバーに起こる。
「少しは、シュアに厳しくして欲しいんだけどな。」
「無理だろ？彼女はシュアに甘い」
ハニヒョンとチョルヒョンが話してる。
「シュアヒョンに彼女が厳しく言うことなんてあるのか？」
首を傾げてウォヌヒョンが呟く。
「…ないんじゃない？」
ミョンホヒョンが言うと、ため息をついたジュニヒョンが、
「厳しく言われない範囲で我儘言ってるんだよ、あの人は。」
と呟いた。
「「え？」」
「ああ見えて、ヒョンは意外と考えてるの。」
そうジュニヒョンは皆に言った。
まぁ、シュアヒョンは馬鹿じゃないしね。
いつもニコニコしているヒョンが意外と強かだと知った。
…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 514人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちな
| 作成日時：2023年4月14日 7時
