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◎SEUNGKWAN
またナニカやりだした。
多分、メンバー皆がそう白けた目でシュアヒョンを見ている。
「あ、僕、夏バテかも…」
そう呟いて額を抑えてソファに倒れ込むシュアヒョン。
「ねぇ、ヒョン。カメラのないところで、病気かもアピール？」
呆れたようにそう言うジョニヒョン。
そんな言葉を受けて、シュアヒョンは、
「みんなにうつしちゃったら、大変だから…」
はぁと大袈裟に溜息をついて話す。
夏バテって病気じゃないよね？
「夏バテってうつるの？」
「…いや。」
ほら、不思議そうなディ丿にウォヌヒョンが返してる。
ホントさ、このヒョンはAちゃんが居ないとポンコツだよね。
そのAちゃんは夏風邪でダウンしてるらしいけど…。
っていうか、この人、風邪ひいてる彼女を置いて仕事によく来たよね？
絶対に休むとか言ってそうだけど…。
「ヒョンが体調悪くして帰ったら、ヒョンが彼女にうつしてAさんも体調悪くなっちゃうんじゃない？」
ミョンホヒョンは、困ったような顔をして呟いた。
「えっ！それは困る！」
ガバッとソファから立ち上がり言うシュアヒョン。
「…で？ヒョンは体調悪いの？」
ちらりとヒョンを見て言うジフニヒョン。
「いや、うん、悪くない。」
そうだよね〜。
シュアヒョン、元気よく立ち上がっちゃったもんね〜？
「じゃあ、さっさとお仕事しましょうね？」
ニコリと笑って言うミョンホヒョンに、
「…はい」
大人しく従うシュアヒョンだった。
意外とね。
シュアヒョンは、95'sの同じ年のヒョン達より、弟達の言う事の方を素直に聞くんだよね。
なんでかな？
ミョンホヒョンにどうしてか聞いたら、
「それはシュアヒョンがヒョンだから、じゃないかな。」
と答えが来た。
「え、どうして？」
「シュアヒョンは、我儘言う相手を選んでるんだよ。」
「ふぅん？」
そんな話をミョンホヒョンとしていたら、
「ヤァー！シュア！お前なぁ！」
「なぁに？なに怒ってんのさ？」
「お前だろ！コレに砂糖沢山入れたの！」
「あ、うん。美味しいでしょ？」
「甘すぎなんだよっ！」
クプスヒョンとシュアヒョンが何やら言い合いしていた。
「シュア、ソレ小さな親切大きなお世話だよ。」
呆れたハニヒョンの言葉に
「えぇ」
不満そうなシュアヒョン。
うちの95'sはいつもこんな感じだもんな。
…
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作者名：ちな
| 作成日時：2023年4月14日 7時
