不思議の国のジョシュア君13th (ページ24)

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「싫어요、안 돼、No、Rejected！」
［嫌だ、駄目、イヤ、却下！］

否定する言葉をジスは力一杯叫んだ。

頭を抱えて、頭を左右に振る彼を見て…
ジスはいくつだったっけ？
と思ってしまう。
私のロスへの帰国話をちょろっと、本当にちょっと口にしたら、否定語を叫んだジスは今の状態になった。

確かに許可は難しいって話だったけれど…
ねぇ、リサ、アレックス、予想以上だよ？

ジスったらぶんぶん横に頭を振ってるけど、気持ち悪くならないのかな？
止めなきゃと思うんだけど、ジスの動きが激しすぎて声がかけられない。

「…What should I do(どうしようかな)?」

小さく呟く。
ジスが疲れるまで待つ？
ジスは体力おばけだよ？
そもそもジスって疲れるの？
えぇ、困ったなぁ。

バッと動きを止めたジスは私を見た。

ひぃっ、なんか怖いぃ。

「なんで？僕が嫌いになっちゃったの？我儘すぎた？ねぇ、A！」

私の目の前で膝を付き私の腰に抱きついたジスは答える隙がないほど早口で話す。

「ジス、とりあえず落ち着いて…」

「落ち着けないぃぃぃ」

ジスはそう言って自分の額をぐりぐりと私のお腹にこすりつける。
地味にくすぐったい。

「ジ、ジス、ちょ、あはは。くすぐったい。」

私がそう呟いて笑い出すと、ふざけていたのかのようなジスの激しい動きはやっと止まった。

「Aは、僕が嫌いになっちゃったの？」

私を抱き寄せて言う彼に苦笑い。

「どうして私がジスを嫌いになるの？」

「だって、ロスに帰るって…」

「ん〜、ジス？」

「なに？」

「ロスに帰る時は一緒に帰る約束でしょ？」

そう言えば、ジスの目はキラキラと輝き出す。

「うんっ！え、じゃあ…」

「アレックスがSEVENTEENのマネージャーさんに連絡してくれて、ジスの休みを調整してくれたよ。」

「そうなの？」

「うん、」

「ふふ、嬉しいなぁ。」

ジスのご機嫌は直ったようだ。

「ジス、一緒に帰ってくれる？」

「もちろん！」

許可は出たよね？
ジス付きだけど、無事にロスに帰れそうだ。

「ルーカスの事務所の近くに新しいカフェができたんだって！」

「一緒に行こう？」

「良いけど、ジスは変装してね？」

「…わかった。」

…