38.馬鹿すぎる ページ38
▽Yoongi
また、SEVENTEENが馬鹿をやった。
Aが正式にうちの、と言うか、俺の専属スタッフになった挨拶回りの最後にメンバーのところに顔を出した際、SEVENTEENのジョシュアの熱愛報道について、テヒョンアとジミナが丁度、騒いでいた。
舌打ちしたい気持ちを抑える。
「ヒョン、どうしよう。」
「僕たちのせいだ!」
ジミナとテヒョンアが、焦ったように言う。
「え、なんで二人のせいなの?」
ホビが薄っすらと笑って聞く。
コイツはAを疲弊させたSEVENTEENにあんまり良い印象を持っていない。
と言うか、Aの前でSEVENTEENの話題を出す弟達に内心凄く苛ついている。
「だって…僕達が…」
「探したい人がいるなら本職に頼めばいいって、言っちゃった。」
二人はそう俯いて言う。
「本職に頼むのと、熱愛報道は関係ないんじゃないかな?恋愛は自由だろ?」
ナムがそう言う。
あ、コイツもかなり苛ついてる。
「ヌナ、ここ、どうぞ。はい、コーヒーです。ヌナ、コーヒー飲めます?」
さり気なく、グクがAの世話を焼いている。
「グク、ありがとう。コーヒーも飲めるよ。」
そう言いながら、椅子に座り、コーヒーを受け取るA。
うん、俺の弟、偉い。俺の妹、可愛い。
「なんか、騙されちゃったらしくて。」
「熱愛報道出れば、探してる人から連絡くるって…」
あ、二人はまだSEVENTEENの話してたのか…って、
「「「は?」」」
俺とナムとホビは思わず声が出た。
「その子、馬鹿なの?」
ため息をついたジニヒョンが言った。
「馬鹿なんだろ。」
俺がそう呟けば、Aは困ったように笑った。
いや。お前の元彼、馬鹿すぎるだろ?
「「ヒョン、どうしよう?」」
お前等、双子か?
声を揃えて言う弟達に深いため息をつく俺達。
「A、ちょっといいか?」
「あ、はい。」
マネヒョンがAを連れ出した。
ありがとう、マネヒョン。
このまま、Aをここに居させても元彼の馬鹿さ加減にいたたまれないだろうし、な。
…
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ちな(プロフ) - うかさん» コメント&応援ありがとうございます。短編でサクッとのつもりだったのですが、収まりきらないかも…と現在、かなり焦りを感じています。更新、頑張ります! (2022年12月25日 14時) (レス) @page47 id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - いつも展開にドキドキしながら更新を楽しみにしてます!これからも頑張ってください♡ (2022年12月25日 10時) (レス) @page46 id: df1bdfa7f4 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - 陽さん» はじめまして。コメントありがとうございます。毎日お仕事お疲れ様です。このお話が少しでも癒やし?になっていれば、嬉しいです。頑張ります。 (2022年12月22日 21時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
陽(プロフ) - はじめまして。コメント失礼致します。毎日毎日更新を楽しみに待っています!!仕事終わって更新されてないか通知を見て更新されていたらテンションが上がってしまう位大好きなお話です!!これからも頑張ってください❤︎ (2022年12月22日 20時) (レス) @page29 id: a3b8543b1b (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - fuyu0526さん» はじめまして。コメントありがとうございます。楽しんでいただいているようで嬉しいです。更新、頑張ります! (2022年12月21日 21時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちな | 作成日時:2022年12月19日 19時