2人の幸せ。【in×ym】 (ページ17)

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ソウイウ行為 (微裏注意) ページ17

伊野尾家にて～

「おじゃましマース！」

『どそ～ほら、レディーファースト』

ドアをスマートに開けた。

「なっ、! 俺は女じゃない!!」

山田を軽くからかうとぷんぷんと可愛い効果音が付くように怒った。ソウイウところが女っぽいんだよな。笑

『山田～お腹空いた～』

「ハイハイ、っていのちゃんが今日誘ったんでしょ！笑」

『えぇ～？山田もノリノリだったから別にいいじゃーん、手伝うからさ！』

「ん、もーしょうがないな！」

俺が作る飯より、山田が作った飯の方が何億倍も上手い。見た目からして上手い。確か裕翔に「嫁にさせたい」って言わせるくらい上手い味噌汁作っちゃうし。俺の嫁だけど。まぁそんな上手いとやらの味噌汁を飲みたいわけで。

『山田!!』

「っ！驚かさないでよ！」

『ごめーん、味噌汁作って～～』

「へ？味噌汁？味噌汁の気分なの？」

『いや～だいぶ前に裕翔に味噌汁作ってあげたらしいじゃん？』

「あ、まぁね」

『それで裕翔さ、「嫁にさせたい」って言ったらしいじゃん？だからよっぽど美味いんだろ～なーって』

ちょっと嫉妬しました感を出してみたのだが、山田は気づいてくれるのだろうか、

「あ～!裕翔が美味いうまいって言ってくれてさ～おかわりも3回以上はしたと思うよ～笑」

………気づいてない。
どんだけ俺の彼女は鈍感の天然ちゃんなのか……

『ねぇ、山田？』

「ん？」

『俺、嫉妬してんの』

「しっ、と？え？なんで？俺なんかした……？」

俺の服の端を軽くキュッと掴んで上目遣い…そんなことされたら俺の理性が危ない。やばいやばいしっかりするんだ！伊野尾!!!!
このままアノムードに誘うんだ！(((趣旨変わってる

『した』

「え、？何やっちゃった？」

『言ったじゃん、裕翔に嫁にさせたいって言わせたって』

「で、でもそれは付き合う前の話だし、そもそも裕翔が勝手に俺の嫁にしたいって言っただけで…」

『俺らが付き合う前の話だとしても俺、嫉妬してた』

「ご、ごめんね…」

『え～許そっかなーどうしようかな～……まぁちょっと来て』

俺は山田の手をグイッと引っ張ってベッドで押し倒した。