一日の終わりに（セブチ The8） ページ10
☆The 8
「ねぇ、どういうこと？」
目頭をもみながら言うシュアヒョンに、
「チョル、Aって、ホントにA？どーなってるの？」
スマホを握りしめて言うハニヒョン。
ジフニヒョンとチョルヒョンは苦い顔をして、
「今日、たまたま会った。グループでなら、連絡取れるようにするって言うから、グループ作って招待した。以上。」
チョルヒョンはそう言う。
ジフニヒョンは、こっそりとリビングを出ていった。
「え〜、マジかぁ。」
そう言いながら、ニヤニヤするウォヌヒョン。
「招待って、じゃあ、チョルは個人的に、Aとやり取りできるってこと？」
シュアヒョンがジト目でチョルヒョンを見ながら言う。
チョルヒョンは、視線をジフニヒョンがいた場所に向けて、ヒョンに逃げられてるのを確認すると、絶望した顔をした。
シュアヒョンとハニヒョンに詰め寄られてるチョルヒョン。
あの様子だと、ジフニヒョンも、知ってそうだけど、ね。
通知がどんどん溜まっていく新しいグループ。
ホシヒョンとジュニヒョンが、決め顔セルカ写真送ったりして、彼等の真似して皆が送るから、大変なことになってるんだけど…。
これ、彼女にちゃんと、見てもらえるのかな？
文章より写真が多いんだけども…。
誰か止めたほうがいいんじゃない？
▽
A皆、お疲れ様。
明日も頑張ろう!
おやすみなさい。
Aさんは、夜、律儀？にそう返信してくれた。
携帯を握りしめる人が数人。
呆然とする人が数人。
ニヤニヤする人が数人。
うちのメンバー、一日の終わりにご褒美をいただいたみたいだね。
…
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作者名：ちな
| 作成日時：2022年6月6日 7時
