私達は ページ4
☆ALIN
Aが退所して行方を眩ませて、数ヶ月。
皆、半分くらい諦めてた。
もともと、騙してアイドルやらせたのは、事務所であり、私達、だったから。
だから、嫌われていてもおかしくないって。
言わなかっただけで、ずっと、彼女は我慢していたのかもしれないって。
プライベートのスマホの番号を教えてもらってないのって、そう言うことなのかなって。
Aの幼馴染らしき人のTwitterには、笑顔でいる彼女がアップされていたから、少しだけ、安心してた。
彼女が心配で、幼馴染らしき人のTwitterを連日、チェックしていた。
ユウジさんのTwitterに"始動"…って、書いてあった。
何が動き始めたのかな?なんて思っていた。
書いてあったAの所属事務所は、韓国のものじゃないから、やっぱり、韓国で、仕事しないのかな、なんて思って、でも、それも仕方ないのかなって。
そんな中、いきなり、ジニョンに呼ばれて、指定された部屋に行けば、オンニ達もいた。
「オンニ達も呼ばれたの?」
私がそう言うと、二人は苦笑い。
その顔を見ても、二人も何故呼ばれたのかはわからないみたい。
3人で困惑していると、ジニョンが部屋に入ってきた。
「ちょ、急に呼び出して…」
ジニョンに文句を言おうとしたソユンオンニの動きが止まる。
私もユノオンニも時が止まった。
部屋に入ってきたジニョンは、一人じゃなかった。
…
562人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちな | 作成日時:2022年6月6日 7時