- I was fooled by him.4 -

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隠すページ43

☆

「A、ジミンくんの彼女に絡まれたって？」

アリンが多分、分かっていて言う。
ほら、BTSが、SEVENTEENが、こっちを見た。
あぁ、BLACK PINKとTWICEはさり気なく、彼らの視線から私を隠した。

「アリン、そーゆうの、良くないよ？」

周りに聞こえないように呟く。

「私が大切なのはA、だから。」

いつもは、口に出さない言葉を紡ぐアリンに苦笑いを向ける。

「慣れてるから、大丈夫。だけど、いつもありがとう。アリン。オンニたちも。」

自称ジミナの彼女の視線から、オンニ達が隠してくれている。

「え、」

「わ、気づかれてた？」

驚く彼女達に、いつも、助けられてるな。と思う。

私は我儘で…。

「ネェサン、気にしない、気にしない。」

ポンと私の頭に手を乗せるリノ。

「うん、ありがとう。リノ」

私の周りには、Stray Kidsの皆。
きっと私は環境に恵まれている。

▽Bang Chan

収録の合間に、自称ジミンさんの彼女に絡まれたらしいAネエサン。

俺達、事務所の後輩とBLACK PINK先輩達で、嫌な視線から、ネエサンを隠す。

なんだかなぁ。
絡む人、間違えてるんだよね？
BTS先輩やSEVENTEEN先輩達は、男だし、多分、ネエサンに少なからず、何らかの気持ちがあるとは思うけど、ネエサンは…ね。
自称彼女さん達、つぶしあいは勝手にやってくれよ。

ネエサンを巻き込まないで？

それでなくとも、ネエサン達は、そろそろ、更新で、ネエサンも、何かを考え込むことが多くなってる。

ここは、面倒だからって、ネエサンが、母国に帰っちゃったら、どうするの？

まだ、ネエサンには、教えてもらいたいこと、沢山あるのに…。

目配せして、ネエサンを他の人から見えないように隠す。

俺達はこんなことしかできないけど…ね。

俺達は、ただ、ネエサンに笑っていてほしいんだ。

…