- I was fooled by him.4 -

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Nathanとはページ31

☆

現在、仕事でRIOがこちらの自宅に来て居る。
なんの前触れもなく、

「ねぇ、Nathanって誰？」

と彼は聞いてきた

ネイサン…RIOまでがその名前を出すなんて…。

「は？」

「JYPにNathanって凄いダンサーがいるって、回って来たけど…。」

RIOは、ちょっと気分を害したように言う。
凄いダンサーに引っかかっているんだろうなぁ。

「…誰から？」

とりあえず、情報元を聞く。

「ジミナと、セブチのチョル」

チョルって誰だ？

「いないよ、そんな人。」

私は深いため息をついて言った。

これは、もしや、本当に…
あの子達、私に気づかなかったということ、だね。
私達の友情もここまでだ。

「いないの？でも、スキズと一緒にいたって。」

RIOがそう言うので、

「ねぇ、RIO。スキズが私のこと、何て呼んでいるか、知ってる？」

と聞いてみる。

「あ〜、たしか、ねえさん…え？」

ピンと来たらしいRIOは、次の瞬間、腹筋崩壊して、笑い転げる。

「マジで、有り得ない。」

「ソレは、こっちのセリフ」

笑い転げるRIOと、ガックリと肩を落とす私。

RIOは、笑いすぎて、呼吸困難になってる。

無視していたら、どこまで広がるんだろうな。
コレ。

ねぇ、アリン、オンニ達、私の友達は、友達じゃなかったみたいです。
特にBTS、お前ら付き合い長いくせに、ふざけるなよ？

…