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◎354 ページ6

◎DINO




「あっ!」

いきなり、大きな声を出すシュアヒョン。
今は、スタジオじゃないからいいけど、何人か、ビクッてしたよ?
誰かを脅かすつもりじゃないのは、わかるよ、"あ"だしね。

今日のヒョンは珍しい。
いつも時間に余裕を持って行動するシュアヒョンが、集合時間ギリギリだったし…。

「シュア。いきなり大きな声ださないでよ。」

ハニヒョンが、そうシュアヒョンに言っていて、

「あぁ、ごめん、ごめん。」

シュアヒョンは、心のこもっていない軽い謝罪をする。

「ヒョン、何を思い出したの〜?」

ジュ二ヒョンがそうヒョンに聞けば、ヒョンはニヤニヤしだす。
あの顔をしているヒョンの話は、聞きたくないな。

「実はさぁ〜、Aに聞かなきゃいけないことがあって…」

とは言え、Aさんの名前が、出たから、メンバー皆、ヒョンの話を聞こうとしていた。

「ほら、お前ら、スタジオ行け」

シュアヒョンが話す前にマネヒョンにそう言われて、撮影が始まってしまったから、結局、聞けなかった。

ヒョンは仕事はちゃんとするからね。
それから、その話の続きは、誰も聞けなかった。





「シュアヒョンがAさんに聞きたいことってなんだろう。」

撮影が終わって、寮へ向かう移動車の中で、ふと呟いた。

「絶対、くだらないことだよ〜」

ジュニヒョンが笑いながら呟いた。

「あぁ、多分な」

チョルヒョンも苦笑いして、ジュニヒョンに同意した。

「今日のシュアはいつもに増して、変だったから、何かあったのかもねぇ〜」

軽く言うハニヒョン。

「でも、ニヤニヤしててちょっと怖かった。」

自分の体を抱きしめて言うホシヒョン。
確かに、あの人、カメラ前以外ではずっと、ニヤニヤしてたな。

「何にせよ、アンが上手くやってくれるさ。」

呟くジフニヒョンにみんなが頷いた。

頼りきりはよくないけど、彼女なら、きっと誰よりもシュアヒョンを上手く操縦できるよね?





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作者名:ちな | 作成日時:2022年9月7日 17時

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