え、あ、無理 4【JM】 (ページ7)

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あり得ないページ7

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「リアが？」

シオニの話を思わず聞き返す。
リアがジミナに共同事業を持ちかけたなんて、しかも時間場所指定の会食なんて…

「あり得ない」

私の呟きにシオニも頷く。

「リアの、名前を勝手に使った馬鹿がいるんじゃないかと思うんだけど、そんな馬鹿いるかなぁ？」

シオニの疑問に、"確かに"と頷く。
そんなことすれば、バレた時かなりやばい。
だって、リアはムンの次期当主だよ？

「そこらへんは、調べられないんだよなぁ」

ぼやくシオニ。

「と、とりあえず、リア本人に聞いてみる。」

私はそう言って、スマホを取り出した。

「A、リアの連絡先知ってるんだ」

小さくシオニがなにか呟いていた。

2コールでリアが電話に出た。

『A、久しぶり。』

「リア、久しぶり。ちょっと聞きたいんだけど、リアの名前で共同事業が…」

『え、Aと共同事業？』

「違う、"パク・ジミン"にリアから」

『私から？パク・ジミン？だれ？』

「わ、私の婚約者の、」

『あ！あぁ、そう、そう言うこと。』

「どういうこと？」

『あ〜、うん、大丈夫。こっちで処理するよ。ん〜、近いうち食事しようね』

「え、うん。わかった。」

"近いうち食事しよう"これは、私達の、合言葉みたいなもの。
全部終わったら、話すよってこと。

「リア、何だって？」

シオニが首を傾げて聞いてくる。

「心当たりあるみたい。あっちで処理するって。」

そう言うと、

「なら、とりあえずは安心かな。」

シオニは、ため息をついた。

ミンジュンがついているけど、ジミナ大丈夫かな？

…