ヒョンと僕 JM ページ12
JM
僕とAの恋人時間、シオニヒョンが邪魔するかと思われたら、
「テテが寂しいって言うから、テテの家に、居候するね」
って、ヒョンはあっさりと、テヒョナの家に行ってしまった。
僕としてはありがたいけど、あの人はよくわからないや。
二人で夜を過ごした翌朝、いつも起こしに来てくれるAが来てくれなくて、スマホのアラームで起きた。
目をこすりながら、リビングに、行ったら、Aとシオニヒョンがキャッキャウフフと二人でキッチンで料理してた。
ちょっと、そこ！僕の場所！
「あ、ジミナ、おはよう」
「おはよう」
「おはよ」
Aやヒョン、テヒョナから
声をかけられた。
あ、テヒョナもいた。
「おはよ、朝から何？」
そう聞くと、三人は首を傾げた。
「シオニが居る朝はいつもこうだよ。」
テヒョナが欠伸しながら呟く。
「え、」
キッチンでは、謎のイチャイチャが始まっでいる。
「A料理上手になったね。」
「ホント？シオニに褒められるの、嬉しい。」
ヒョンに頭を撫でられて嬉しそうに笑うA。
いや、朝から、これは駄目だろ。
「ヒョン、Aは僕のです。」
そう言って、Aに抱きつけば、
「え、知ってるけど？」
ヒョンは首を傾げる。
"何を言ってるの？"って目で見られた。
うぅ、だからさ、そうじゃなくて。
「シオニ、ジミナが妬けるから朝からAにベタベタしないで欲しいだって。」
テヒョナが大きな声で言う。
そうだけど、察してよ！
「ふはっ、悪い、悪い。」
笑いながら、シオニヒョンは僕の頭を撫でた。
ヒョンに悪気はないみたい。
でも、冷静にシオニヒョンとAを見ると、兄妹って感じではある。
朝ごはんを皆で食べて、食事後のコーヒータイム。テヒョナは、ココアだけど。
「あ、言い忘れてたけど、ジミナ。君の配属は僕のとこだから、今日から仕事、一緒に行こうね。」
「え、当日言いますか、ソレ。」
「A、話してなかったの？」
「シオニ、私はいつからかは聞いてないよ。」
彼の行動はいつも唐突だってそう言えば、Aとテヒョナが言ってたな。
やっぱり、よくわからない人だ。
…
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作者名：ちな
| 作成日時：2021年9月18日 13時
