言葉の暴力(セブチ) ページ46
☆ジョンハンside
「…男の裸なら、RIOで見飽きてるから、わざわざ見ないよ?」
Luv honeyの楽屋に挨拶に来て、チョルがドアを少し開けた時に耳に飛び込んできたAの言葉。
俺達は一気に動揺した。
いつもはならないドアを、ガタガタさせるくらいには…
え、見飽きてる?
男の裸って言った?
え、なに?
どーゆうこと?
メンバーの視線は、ジフナに向く。
彼は深いため息をついて、Aを見た。
「…A、何の話?」
そうジフナが言うと、ニコニコと笑ったAは、
「え、あ〜。うちの実家ね、皆、"裸族"なの。だから、当然、RIOも上半身裸でウロウロしてるし、なんなら、パンツしか履いてないから…」
「ちょ、ちょっとまって。」
ユノさんがストップをかける。
"裸族"の時点で、何人かが想像したらしく、下を向いた。
"パンツ"、という推しの発言にまた何人かが下を向く。
「裸族って…」
アリンさんの突っ込み。
「但し、男子に限るなんだけど。」
「ソレ、早く言って。」
ソユンさんが額に手を置く。
「ん?RIOの体は商品だからね。毎日、商品チェックはしないとねぇ。そういった意味で昔からチェックしてるから。今更、男の裸で恥ずかしくはならないって話。」
どこまでもぶっ飛んでるAの話に、みんな苦笑い。
「お父さんは、多分、楽したいからパンイチだけどね。」
「パンイチって?」
「パンツいっちょう、パンツのみってこと。」
「「「ぶはっ」」」
あ、また何人かが言葉の暴力で、撃沈した。
「A、もう、黙りなさい。」
Luv honeyのマネージャーがAを黙らせる。
「え、セブチのみんな、どうしたの?」
不思議そうに俺達を見るA。
「いや、うん。なんでもないよ。今日も宜しくね?」
いち早く復活したシュアがなんとか、言うと、
「うん、宜しくね。あ、ジフナ、RIOは、BTSの控室にいると思うよ。」
ニコニコと彼女は言った。
「ん、んん、後で寄って見る。」
RIOヒョンの言う"中身、残念"って、こういうこと?
困惑するメンバー。
RIOヒョンに会いにBTSの控室へと行かなきゃね!
…
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作者名:ちな | 作成日時:2021年11月24日 22時