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日本では。 ページ26

RIO side



"皆さん、こんばんは。坂井Aです。
いつも兄がお世話になってます。
兄、RIOも参加します。事務所恒例カウントダウンライブ、始まるよ〜!"

Aが映像出演したオープニングに、会場は黄色い声援につつまれた。

"キャー!"

"A〜!"

"RIOく〜ん!お帰り〜!"

ファンに手を振りながら、中央へ歩いていく。

「RIOくん、Aちゃん、使うのは反則じゃない?」

風磨がそう笑いながら、言う。

「僕の采配じゃないよ。滝沢くんじゃない?」

そう僕が返すと、周りで話を聞いていた奴等が、

「滝沢くん…」

「Aちゃん、思いっきり妹キャラでしたねぇ。」

「グループ名を言わないの、不思議だった。」

そんな話をしながら、カウントダウンライブは始まった。
確かにAがグループ名を言わないのは、レアだよね?
僕達のファンを気遣ってくれたんだろうなぁ。
そんなことすると、またAの人気が縛上がりしそうだけど…
滝沢くんは、それ、狙いかな。

Aは、仕事で、年末は帰ってこれないし。

ライブをすると、沢山のファンの顔を直接見れるから…。
僕の居場所は、ステージなのかな?って思うんだ。
まぁ、ステージを降りても、有り難いことに沢山仕事はあるけどね。

そう言えば、ジフナが心配していたから、AにSEVENTEENの保護を頼んだけど、ちゃんとやってくれたかなぁ?

パークさんが居るところに連れて行ってくれてれば、御の字。
変なのに目をつけられてなければいいけど…。








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作者名:ちな | 作成日時:2021年11月24日 22時

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